いよいよ開催となるわけだが・・・
このあと朝5時(日本時間)キックオフのブラジルvsクロアチア戦で、
FIFAワールドカップ(TM)ブラジル2014が幕を開ける。
ですが、開幕戦の会場であるアレナ・デ・サンパウロは、外周装飾、屋根、観客席の一部が未完成。
工事に携わる労働者が「間に合うさ」を連呼して逃げる「”間に合う”詐欺」を続け、
結果開幕戦に間に合わず。
ほかにも、過酷な立地に建てられたマナウスのアレナ・アマゾニアも、ピッチが根づいておらず未完成だし、
日本vsコロンビア戦が行われるクイアバのアレーナ・パンタナウも、
15000席分の観客席の椅子が設置されていない。
せっかくチケット手に入れたのに、いざ座席に行くと、椅子がない。
最悪じゃん。
さらに現地では「ネイマールより福祉、教育を!」と開催反対デモが頻繁に起こり、
サンパウロの地下鉄でも、職員のストライキが発生したが、
サンパウロ市がストライキ首謀者43人に対し解雇通告というちゃぶ台返しに。
こんな状況に国際サッカー連盟(以下:FIFA)はドヤ顔。
是が非でも開催させたいが、ブラジル政府との温度差があまりにも激しく、
こんな事になるんやったら、他の国で代替開催しろよって、怒りたくなるわ。
FIFAのFIFAワールドカップ(TM)絡みのトラブルは数え上げたらきりがない。
◆’98年フランス大会。
日本戦のパックツアー客向けチケットが手配されておらず、
ダフ屋やブローカーから緊急入手しても、人数分を確保できなかった。
◆’02年韓日大会。
観戦チケットが開幕1ヶ月前になっても日本に届いていなかった事で、
FIFAと(チケットを請け負った)バイロム社との癒着が明るみに。
決勝トーナメント第1回戦の日本vsトルコ@仙台で、バックスタンド最前列に数百席の空席が。
「食う姓は出さないでほしい」と日本組織委員会がFIFAに懇願したにもかかわらずである。
◆’10年南アフリカ大会
南アフリカの治安悪化、インフラの脆弱さ、スタジアムの建設スケジュールの遅れから、
FIFAのブラッター会長が、最悪の場合、(日本を含む)開催経験国に代替開催すると発言した。
(その後、発言は撤回された。)
さらに、’22年に中東初開催であるカタールでは、
最新鋭の空調設備を整え、酷暑の6月~7月に開催するのか、
欧州主要リーグ真っ只中の11月~12月に開催するのか、ブレまくり。
その上、カタール開催実現のために、収賄が行われていたことも。
全く、本部では「FAIR PLAY」とはかけ離れた事が次々おこりまくり。
トラブルなんて一切スルーするし、
特に金が絡むととんでもない事になるから、汚れ切ってる。
ぶっちゃけ、「FIFA FAIR PLAY」をもじって、
「FAIR PLAY,FIFA!」と怒鳴りたくなるわ。
これマジ。
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