出場国個人的レビュー(E組編) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

出場国個人的レビュー(E組編)

次はE組。


<スイス>

3大会連続10回目の出場

<監督>オットマール・ヒッツフェルト


このグループの中で台風の目になりそうなのがこの国。

近年は’09年にFIFA U-17ワールドカップ(TM)を制するなど、年代別代表が好成績をおさめ、

若いタレントがA代表でも躍動している。

しかも、今回A代表を率いるのは、ドイツ人の名将・ヒッツフェルト。

監督に就任して6年で、脂の乗り切った状態に仕立て上げ、ブラジルで大暴れする事請け合いです。


<この選手に注目!:ステファン・リヒトシュタイナー>

スイスの右サイド番長。

リールでの活躍が認められ、ラツィオで不動の右サイドバックを3年も死守し、

’11年にユベントスに移籍して以降、チリ代表のビダルと共に”汗かきユーベ”を体現している。

ところがA代表の方ではFIFAワールドカップ(TM)とUEFA EURO(TM)共に、いいとこなしなので、

奮起してほしい。


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↑”右サイド番長”ぶりはWCCFでも発揮。


<エクアドル>

2大会ぶり3度目の出場

<監督>レイナルド・ルエダ


マンチェスター・ユナイテッドでプレーするアントニオ・バレンシア以外、

「誰やねん?!」な選手ばかりだが、

その無名さを逆手に取り、チーム全体のまとまり感は充実。

前回大会でホンジュラスを28年ぶりの本大会出場に導いたルエダ監督が、

あっと驚くチームに仕立て上げたことは、完全にダークホース。


<この選手に注目!:アントニオ・バレンシア>

エクアドルの右ウイングハーフに陣取る高速ドリブラー。

当時率いていたサー・アレックス・ファーガソンの肝入りでマンチェスター・ユナイテッド入りし、

12-13シーズンからは、マンU伝統の背番号である7番を付けてプレーしている。

地味な存在のエクアドルで輝きを放っていても過言ではないな。


<フランス>

5大会連続14回目の出場

<監督>ディディエ・デシャン


前回大会では、アネルカの悪態で代表から追放し、それに続くかのようにグルキュフ、ナスリが造反。

内部崩壊で全世界に恥を晒したフランス。

今回は”鎧”をナイキに変え、監督に’98年の優勝メンバーであるデシャンを起用し、

新生面をアピールしたかったんですが、

エースであるフランク・リベリーが腰痛の悪化でブラジル行きを断念してしまい、

よっぽど安泰ではない模様。

’98年の母国開催優勝の輝きはどこへ行ったのか。


<この選手に注目!:カリム・ベンゼマ>

人呼んで、”トレゼゲの後継者”。

リヨンでのブレイクにより、レアル・マドリッド入りを果たしたものの、

ベンチウォーマーはおろか、ベンチに入れてもらえない日々もあったが、

ピッチに出ればきっちり結果を残してくれる。

リベリーの欠場が決まり、重圧はハンパねぇが、心折れたらアカンでぇ!


<ホンジュラス>

2大会連続3度目の出場

<監督>ルイス・フェルナンド・スアレス


前回7大会ぶりの本大会出場を果たしたが、グループステージ敗退という苦い思い出を作ったホンジュラス。

攻撃パターンとしてはベングトソンとコストリーのツインタワーを前線に並べるというシンプルさに、

強固な守備陣を並べてカウンターを仕掛けるという、これまたシンプル。

この単純さが、かえって仇にならなければいいのだが・・・


<この選手に注目!:ウィルソン・パラシオス>

中盤を支えるのが、セントラルMFの彼。

イングランドプレミアリーグでの経験も長く、中盤を支える様はまさに頼りになる存在。

一時はマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードなどが興味を示す位になったが、

この大会の活躍如何では、ビッグクラブ移籍も夢かも。


【この組での注目カード】

ホンジュラスvsエクアドル

6月21日早朝(日本時間)

至って派手さはないけど、地味ながらそれぞれの武器を持っている両国の対戦はある意味見ものかも。

南米屈指の組織力を誇るエクアドルか、堅守とツインタワーをもつホンジュラスか、

注目薄くても、名勝負になる事は請け合いだ。

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