本当に「FINAL」? | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

本当に「FINAL」?

日曜日の早朝、万博に行く前に、モノレール沿線のシネコンまで、

「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」を見てきた。

海堂尊原作の「チーム・バチスタ」シリーズの映像化は2バージョンある。

◆阿部寛&竹内結子主演のTBSが製作幹事を務めた映画版2作。

◆仲村トオル&伊藤淳史主演の関西テレビ発・フジテレビ系”火10”枠のドラマ4シリーズ。


今回の映画版は後者の関西テレビ発・フジテレビ系”火10”枠ドラマによるもの。

このため、フジテレビはTBSに「銀の匙」の実写映画化権を移譲し、

1月期「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」オンエア→

映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」公開と実現させた。

ですが、事前に「螺鈿迷宮」見ないとわからないネタが多く、

未見の方にはチンプンカンプンでしょうね。


小心者の医師・田口と、横柄な厚労省役員・白鳥。

「チーム・バチスタ事件」から医療界を揺さぶる事件を解決してきた”バチスタ・コンビ”が、

今回はAi(死亡時画像診断)システムに絡む陰謀と、

「螺鈿迷宮」の後で姿をくらました桜宮すみれの復讐が描かれますが、

シリーズ第2作「ジェネラル・ルージュの凱旋」で登場した、

救命医療チーム”チーム・ジェネラル・ルージュ”も参入し、

最高密度の医療サスペンスが展開されます。


ラストの衝撃の事実に救われた感があったが、

今回の事件のモデルになったのが、薬害エイズ事件で、

新薬開発にまつわる陰謀が、薬害エイズ事件を連想させたんだよな。

さすが海堂尊。

現役医師だから納得するわ。


仲村トオル&伊藤淳史の凸凹コンビぶりにも笑わされたが、

この映画の結末で、まだ何か続くなを予見させたよな。

今回がこのコンビのシリーズの完結編なのに、何か矛盾してね?



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