【J特】2014年のJリーグを斬る(J2編・②)
ここからは簡略で。
◆コンサドーレ札幌
<監督>
財前恵一(2年目)
昨年はユースの大量昇格に、ベトナム代表MFレ・コン・ビンのリース加入と言った話題もあったが、
財前体制2年目となる今シーズンはJ1復帰へ本腰入れる。
MF石井謙伍が愛媛から5年ぶりに復帰し、昨年特別指定選手でプレーしていた工藤光輝が加入。
新たな攻守の要として、長崎からGK金山隼樹、栃木からMF菊岡拓朗が移籍加入。
最大のトピックは、オーストラリアリーグでプレーしていた元日本代表MF小野伸二が、
この夏に加入することが内定した事。
夏まで小野がプレーしやすい環境にする事が急務。
◆モンテディオ山形
<監督>
石崎信弘(新任)
今シーズンは”昇格請負人”の石崎信弘が監督に就任。
(山形には前身のNEC山形時代以来16年ぶり復帰)
横浜Mの強化部長を務めていた石井肇をテクニカルディレクターに迎え、チームに新風を巻き起こす。
補強面では柏や東京Vでプレーしていた経験のあるMFディエゴと、磐田からMF松岡亮輔を獲得。
G大阪からFW川西翔太をリースで加入。
最大の驚きは横浜Mユースから日本クラブユース選手権MVPのMF汰木康也が加わった事。
齋藤学の後継者候補と言われた彼が山形に推進力を与えることは間違いない。
◆水戸ホーリーホック
<監督>
柱谷哲二(4年目)
毎年のようにいい選手がドンドン出ていく水戸ですが、DF輪湖直樹が柏へ、MF橋本晃司が大宮へ移籍。
今シーズンは名古屋からMF吉田眞紀人、湘南からFW馬場賢治がリース、
C大阪からDFキム・ソンギ、新潟からMF小谷野顕治が完全移籍で加入。
その中でも話題になりそうなのが、浦和レッズユースから加入してきたMF広瀬陸斗。
父は浦和レッズで「フリーキックの名手」と謳われた名選手、広瀬治で、
名選手の血筋を受け付いており、U-18日本代表選出経験もあるから期待大。
◆栃木SC
<監督>
阪倉裕二(新任)
昨年は松田浩前監督が成績不振で解任、松本育夫シニアディレクターが後を継いだが、
目標としていたプレーオフ進出を逃してしまっただけでなく、経営問題も浮上し、いいことなし。
今シーズンは阪倉裕二ヘッドコーチが昇格したものの、
チームの顔であるパウリーニョだけでなく、多くの主力選手を大量放出せざるを得ず、
「育成型クラブ」に方針転換。
他のJクラブから多くの若手選手をリースで加入し、
流通経済大からMF中美慶哉、鹿屋体育大からDF坂田良太と地元出身の大卒ルーキーが。
いきなりJ1より、地道に行く。それがベスト。
◆ザスパクサツ群馬
<監督>
秋葉忠宏(2年目)
秋葉体制元年となった昨シーズンは、残留争いから抜け出せず20位でシーズンを終えただけでなく、
債務超過かつ3機連続の赤字となり、今シーズンはクラブの未来をかけた戦いが続く事に。
懐事情から一度は戦力外通告を受けたFW青木孝太が再契約。
柏からDFクオン・ハンジン(昨年は湘南にリース)、磐田からMF金沢浄が加入。
最大の補強はC大阪からリースで入ってきたDF夛田凌輔の完全移籍が実現。
クラブとしての最低ノルマはプレーオフ進出と、ホームゲーム1試合平均8千人でしょうね。
◆ジェフユナイテッド千葉
<監督>
鈴木淳(3年目)
名門のJ2暮らしも5シーズン目。
チームを支えてきたGK櫛野亮が引退し、主力選手であるDF米倉恒貴がG大阪へ、
DF高橋峻希がリース期間満了で浦和に(その後、神戸へ完全移籍)。
今シーズンの補給動向も至って地味。
横浜MからDF田代真一とDF天野貴史(リース)、柏からMF山中亮輔(リース)で加入したんですが、
高卒ルーキーのFWオナイウ阿道が第5中足骨骨折で全治12週間のけが。
異常事態やで。
◆東京ヴェルディ
<監督>
三浦泰年(2年目)
昨年は北九州での手腕が評価され三浦泰年が古巣に戻り指揮を執ったが、
(Jリーグ2部制移行以降)クラブ史上最低の成績にクラブとサポの対立を引き起こした東京V。
懐事情がショートし、多くの主力選手だけでなく、これからの東京Vを支える選手を大量放出。
それゆえ、選手の顔触れも大きく様変わり。
仙台から来たMF田村直也を主将に指名するなど、戦力のやりくりが大変でしょうね。
だが、昨年に続き、ユースから4人を大量昇格させた事は、クラブの原点回帰に立ち返りつつあるよな。
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