東京に決まって良かった。
早朝のツイート。
「トーキョーキターーーーッ!!!!」
2020年夏季オリンピック招致レース。
テレビ大阪を除く在阪民放各局の早朝特番を凝視し、
マドリッドが落ち、東京とイスタンブールの決選投票になり、
国際オリンピック連盟(IOC)ジャック・ロゲ会長の「トウキョウ!」で、
この第1声。
とにかく、2020年の夏季オリンピック、東京に決まって良かったわ。
1988年、名古屋が立候補に上がったものの、韓国政府の金品攻勢により、ソウル市に奪われ、
2008年、大阪が立候補に上がったが、多くの反対派の妨害によって、
大会運営の障害がクリアされていない北京市に奪われた事を、
(聖火リレーでの中国政府の異常な警備体制がその象徴!)
恨んでいるワタクシからしたら、喜び一入やったわ。
マドリッドは市政が火の車で、五輪招致が決まったら市民が大暴動、無法地帯化が懸念され、
イスタンブールは隣国との国交が一触即発状態であることに加え、暴動の影を引きずっており、
マトモな大会運営が出来ない。
IOCの選考ポイントは、大会開催による経済波及効果より、
7年後を見据えたビジョンがしっかりしているかどうかが焦点。
ソウルや北京は、いかにも経済波及効果最優先にしたせいで、
’88年ソウル>この後、アジア通貨危機のあおりを受け韓国経済が困窮した。
’08年北京>大会終了後の五輪施設がフル活用されず、金食い虫状態に。
昨年のロンドンは、会場の大部分が再開発地域が割り当てられ、
そこに大型ショッピングセンターも設けられたりと、
大会終了後の2次利用も想定された街づくりが図られたことがIOC委員の高評価を得た。
さて、東京はどうするのか。
”歩いていけるコンパクト五輪”をコンセプトに、
既存施設の改築、リフォームを最小限にとどめ、
一時は築地市場の豊洲移転で物議を醸しだしたメーンプレスセンターも、
ビッグサイト南側に作られることで一件落着。
晴海5丁目に作られる選手村も、大会終了後の分譲マンション転用を見据えている。
地域スポーツの活性化と未来を託された子供たちへの夢と希望を与えるだけでなく、
都政の財政にも大打撃を与えず、2020年秋以降の街づくりを考慮した展開。
それが東京の売り。
いや~東京に決まって良かったな。
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