残念だが、”千巻”のクジは「はずれ」だったぜ。チクショ~!!!
土曜日、「ONE PIECE」のアニメ映画最新作「ONE PIECE FILM Z」見たぜ。
今や、集英社とフジテレビの手により、日本を代表するキラーコンテンツにまで発展した、
尾田栄一郎原作の漫画「ONE PIECE」。
”ゴム人間”のモンキー・D・ルフィ率いる”麦わらの一味”が、
”新世界編”に突入したことで、クール&スタイリッシュに衣替えしてからの最初の劇場版で、
放送作家の鈴木おさむが手掛けたシナリオに、手に汗握ったわ。
物語はまず、海賊を捕まえる側の海軍が、ある1人の男相手に手こずっていた。
その男こそが、ネオ海軍総帥・Z(ゼット)。
かつて海軍の鬼教官として恐れられていたゼファー教官が、
”ある事件”をきっかけに海軍を飛び出し、教え子を率いてネオ海軍を結成した。
目的は、海軍が一括管理している”ダイナ岩”を強奪。
原爆よりかなり破壊力がある”神の鉱物”ゆえ、一般人が持つ事・使う事を禁止している。
その“神の鉱物”を使った、Zの野望が動き出した。
全ての海賊を・・・叩き潰す!!!
そのZの野望に、真っ向から立ち向かったのが、ルフィ率いる”麦わらの一味”。
計り知れない力を持つZを前に、”麦わらの一味”がどう戦うのか。
全体を通してみたら、まさにキラーコンテンツに相応しい内容だったわ。
”麦わらの一味”vs海軍vsネオ海軍の三つ巴バトルが展開されますが、
作品で主張している事は、「誰が一番、正義を主張しているか?!」でしょうな。
ルフィ親分の義にひかれ、清水の次郎長一家的活躍を見せてくれた”麦わらの一味”。
全ての海賊を取り締まるためなら、民衆のヒンシュクを買うことも辞さない海軍。
そして、海軍の正義に幻滅したZ(ゼファー)が結成し、全海賊殲滅計画を推し進めるネオ海軍。
この予測不能の限界バトルのせいで、
この後に公開される「青の祓魔師」「HUNTER×HUNTER」の劇場版が、
「コマいな~コマすぎるよな~」になったら、集英社さん、どう責任取ってくれますか?!
「自社コンテンツ殺し」の罪は重いで。
フジテレビだってそう。
「ONE PIECE」がキラーコンテンツにまで発展したのに、
アニメシリーズのレギュラー放送が、日曜朝のローカルセールス枠のままじゃもったいない。
週末の夜7時代に復帰させた方がいいのでは?
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