涙に暮れたミュンヘン
UEFAチャンピオンズリーグ 2011-2012 決勝(ミュンヘン=ドイツ)
バイエルン(ドイツ) 1<0-0/1-1 EX:0-0/0-0>1 チェルシー(イングランド)
後半38分<バイエルン>ミュラー
後半43分<チェルシー>ドログバ
【PK戦】
<バイエルン GK:ノイアー>
ラーム○
ゴメス○
ノイアー○
オリッチ×
シュバンシュタイガー×
<チェルシー GK:ツェホ>
マタ×
ダビド・ルイス○
ランパード○
コール○
ドログバ○
※チェルシーの初優勝。12月に行われるFIFAクラブワールドカップ(TM)出場権を獲得。
フースバル・アレナ・ミュンヘンで行わる今シーズンの決勝は、
史上初、決勝に進出したクラブのホームタウンで、クラブのホームスタジアムで行われるという、
バイエルン・ミュンヘンにとってはとっても優位な環境で行われる。
さらに、この試合では宇佐美貴史がベンチ入りし、
”日本人初のUEFAチャンピオンズリーグ決勝ベンチ入りメンバー”という記録も。
一方対するチェルシーは、監督交代のドタバタのダメージに加え、
準決勝で守備の要であるDFテリーが出場停止というハンデを背負わされた。
バイエルンにとっては、09-10のマドリッドの雪辱を晴らしたい。
チェルシーにとっては、07-08のモスクワ決戦でのPK戦敗北で流した涙を忘れていない。
ホームのアドバンテージからか、バイエルンは優位に試合を進めるものの、
翌日に30歳の誕生日を迎えるチェルシーGKツェホを核に懸命な守備を展開。
なかなか崩せないよな。
両チームの根の詰め合いは、終了間際で打ち破られることになる。
前半38分バイエルンに攻撃のチャンスが出て、
左サイドのクロスからFWミュラーにヘッドを決め先制点をもぎ取り、スタジアムのボルテージは急上昇!
さぁ、このまま逃げ切るぞ!・・・のはずが、5分後にチェルシーFWドログバに同点弾を決められ、
延長戦に突入。
延長開始早々にバイエルンがPKを獲得し、ゴールをもぎ取って精神的優位に立ちたいはずが、
MFロッベンの放ったシュートが、チェルシーGKツェホの反応の良いセービングで台無しに。
※宇佐美は結局、決勝のピッチに立てなかった・・・
結果としてPK戦に持ち込んだものの、
バイエルンの最後の2人、何でポカやっちうんだよ・・・
かつてない環境の中で行われる決勝戦で、クラブ史上、最大の恥辱晒してどうするんだよ・・・
決勝戦で敗北を喫したクラブの中で、かなり凹んだクラブとして歴史に残るだろう。
永遠にな・・・
来シーズンは10-11に決勝戦を開催したばかりのロンドン・ウェンブリースタジアム。
何でまた?
でも、ロンドンをホームとするチェルシーにとっては、ハッスルできる環境が整ったな。
イングランド勢の優勝はマンU、リバプールが既に取っているが、
ロンドンをホームタウンとするクラブが、UEFAチャンピオンズリーグを制したのはチェルシーが初。
ということは、チェルシーは後悔しているだろうね。
来シーズンの決勝戦会場がロンドンってことで、
チェルシーは、ホームタウンで無様な姿は晒されない「絶対連覇」という十字架を背負わされた。
ここから、血のにじむような練習という地獄が待っているぞ・・・
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