「課金しないと勝てない」という風潮が不公平感を生む
ソーシャルゲームの課金方法の一つ「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」に対して、消費者庁が規制を検討していることをめぐり、グリーは9日、自社サイト「GREE」で提供しているゲームのうち、自社で開発・運営しているものについて、コンプガチャのシステムを廃止すると発表した。
グリーは現在運用されている「探検ドリランド」などのゲームについては5月末までにコンプガチャのシステムを廃止するほか、明日以降提供するゲームについてもコンプガチャを盛り込まないことにした。
同社は「現行法(景品表示法)上、ただちに違法性があるとは考えていないが、各方面からの示唆を受けて(サービスの)停止を決めた」とコメントしている。
コンプガチャをめぐっては、ディー・エヌ・エー(DeNA)の守安功社長や「サードパーティー」と呼ばれるゲーム開発会社もこの日、廃止する方針を表明しており、業界全体が全廃する方向に動き始めた。
※MSN産経ニュース5月9日18:03更新分より引用。
「基本プレー料金無料」と銘打っておきながら、
ゲームを優位に進めるアイテムやオプションが有料で販売されている事に不公平さを感じている。
今の日本は不況の真っただ中。
仕事見つからない人が結構いるじゃん。
「基本プレー料金無料」のソーシャルゲームは、お金のかからない娯楽として重宝してるやん。
んで、アイテムやオプション、
そして消費者庁が景品表示法に違反していると指摘している”コンプガチャ”といった有料オプションって、
お金に余裕のあるヤツがバンバン使っていてよぉ、気がつけば、携帯代金より倍以上使っているよな。
さらに、ソーシャルゲームは対象年齢が大人向けであることを想定して運営しているのに、
高校生以下がプレーしているのはいかがかと思うな。
バカな中学生が、有料アイテムバンバン購入した果てに、2か月で46万円の請求が来たケースが、
国民生活センターに来ているのにねぇ。
ソーシャルゲームは、下手すればかつてのダイヤルQ2(※)の二の舞になるかもしれない。
こういった差別を減らすことはできないのか。
※ダイヤルQ2
NTT東日本及びNTT西日本が展開していた電話による有料情報サービス。
発信局までの通話料に加え、情報量が別途必要。
有益に使われると思われたが、ほどなく成人向け情報提供業者が目をつけ、法外な料金設定で、
男女間のわいせつな会話・音声や、ツーショットダイヤル番組が爆発的に増加。
これに伴って、援助交際目的の利用が次第に増え少年非行や未成年相手の買春の温床になったり、
若年者が長時間利用したことによる数十万円から数百万円という高額な情報料が発生し、
高額の利用料金請求などが社会問題となった。
審査基準の厳格化とコスト高が原因で、全盛期には8500ものの番組が、現在35にまで減少したことで、
NTT東日本及びNTT西日本は、昨年12月を以て新規受付を終了、
2014年2月いっぱいを以て全面終了することに。
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