本当の幸せを考えさせた反面、3Dは物足りなかったなぁ。
日曜日、「ALWAYS」シリーズ第3作の「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(3D版)見てきたぞ。
前作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見た後、
次作は鈴木オートの従業員・六ちゃんのことを深く掘り下げてほしい!と、
思ってたはずが、まさか第3作が作られるなんて想像つかんかったわ。
前作から5年後の’64年、東京オリンピックを間近に控える東京都港区の夕日町三丁目。
鈴木オートの整備士・六ちゃんは後輩ができ、熱心に仕事に打ち込み、
前作、茶川竜之介と結ばれたヒロミは新たな命を身ごもりつつ、
駄菓子屋・茶川商店の半分のスペースで立ち飲み屋を営んでいた。
高校に進学した淳之介と一平は、それぞれの青春を謳歌していた。
竜之介の期待を一身に受け東大目指して受験勉強中。
一平は“若大将”加山雄三の影響でエレキギターに夢中だった。
今回の話は、鈴木オートと茶川商店、それぞれ人生の転換期を迎えるんだよね。
鈴木オートの方では、六ちゃんが若き医師と愛をはぐくんでいたが、
たばこ屋のおばちゃんからの良からぬ噂で大混乱に。
一方、茶川商店では、少年雑誌の看板児童小説家になった茶川竜之介がスランプに陥る。
新進気鋭の新人児童小説家から看板を奪われることに。
普通の町に住む市井の人たちの日常を見て、
その当時の人たちは、それなりに幸せを感じていると感じたよね。
例え経済面で豊かではなかったが、無理に出世なんてしない生き方をみて、
今の日本人は、生き急ぎ過ぎていると感じましたね。
で、問題はここから。
一番疑問に思ったのが、シリーズ初の3D。
(「アバター」で使用された右目用・左目用別々のレンズをつけたカメラで撮影。2D版は右目用を使用。)
なのに、3Dのいいとこなんてワンカットでの東京タワー中心のシーンくらいしかなく、
他はあんまり3Dの良さを出していない感があったな。
奥行き感が薄っぺら!
やっぱ、猫も杓子も3Dに便乗してちゃ元も子もねぇよな。
観客は3Dの持つ驚きより、作品の持つドラマ性を期待して見に来ている。
映画マンはサービス業であるという自覚あんのかい!
<CM>長湯必死?!寒い冬はゆっくりお風呂!防水TVなど防水グッズ充実 <CM>