「巨人は常に紳士たれ」は何処へ?
プロ野球巨人の清武英利代表は11日、渡辺恒雄会長を批判する声明を発表した。
声明では「渡辺氏から『1軍ヘッドコーチを江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている』と言われた。岡崎氏本人も宮崎で秋季キャンプに入っていたにもかかわらず、渡辺氏は覆そうとした」としている
※MSN産経ニュース11月11日14:30更新分より引用。
その詳細がコレだ。
代理人の弁護士から会見の予定が東京・霞が関の文部科学記者会に伝えられたのは10日午後だった。内容は「スポーツのコンプライアンス」とだけで、具体的な内容は明らかにされず、会見者も「弁護士ほか1人」とだけだった。
10日夕になっても、会見者と会見内容については、「発表者側の都合により11日の午前9時以降でないと伝えられない」とされ、会見当日まで一切内容を明かさない“電撃会見”だった。
午後2時過ぎから文部科学省の記者会見室で行われた会見に集まった報道陣は100人以上。清武英利球団代表による「巨人軍のコンプライアンス上の重大な件」の発表は「声明文」の読み上げから始まった。
「コーチや選手を裏切り、ひいてはファンをも裏切る暴挙」
「伝統球団の名誉をおとしめる行為」
清武代表は終始険しい表情で、渡辺恒雄会長の独断人事に対する憤りを強い口調で糾弾していった。
その中で、渡辺会長から「1、2年後に君を社長にする。すべてを受け入れて仕事を続けてくれ」と自身の出世を条件に要請を受けたことも暴露。「選手、コーチ、監督を敬愛し、何より多くのファンを愛している。彼らを裏切ることはできない」と涙ながらに渡辺会長の不当性を訴えた。
質疑では、読売新聞主筆として政財界にも強い影響力を誇る渡辺会長の強大な権限にも言及。「大きな力だから、こうやって覚悟をもって話さないと物事は変わらない」と述べた。
一方、記者から「プロ野球界の問題ではなく、読売巨人軍内部の問題ではないか」と指摘される場面も。清武氏は「これが当然のように行われれば、ほかのチームでも同じことがまかり通る。巨人だけの話ではない」と説明した。
※MSN産経ニュース11月11日18:53更新分より引用。
清武球団代表の潔い内部告発に拍手。
10月に入ってから、ナベツネの言動が過激になり、
コーチ人事への介入や、横浜ベイスターズの身売りに介入し、
一部マスコミから「球界の私物化」と糾弾されたことには、逆ギレ。
そして、今回の内部告発で、ナベツネが日本球界を私物化していたことが明るみに出たよな。
ナベツネは、’04年、大学生のスカウト活動における金銭授受問題によって責任をとる形で、
東京読売巨人軍のオーナー職を辞し、チーム強化に口出しできない会長職に就いたのに、オーナー気取り。
清武球団代表の内部告発で、ナベツネのオーナー職辞任はウソだったことが明るみになったもんなぁ。
ナベツネのオーナー職辞任が偽装だってことは、これ以前にワタクシが指摘した通りだ。
こういった独裁者がのさばっている限り、日本のスポーツ文化レベルは発展しない。
よく考えてみろ。
V9時代、多くの日本人を「野球は世界一のスポーツだ」「巨人こそ最強だ」と洗脳させた。
V9時代をリアルタイムで感じ取った世代が、巨人最強説、野球最強説を子孫に問い聞かせ、
脳ミソを巨人一色に仕立て上げたことで、多くの”ヤキ豚”を生んだもんなぁ。
Jリーグが盛り上がらないのは、こういった愚民の”ヤキ豚”どもが原因。
初代オーナーの正力松太郎は「巨人は常に紳士たれ」という名言を残した。
東京読売巨人軍の選手、コーチ、フロントをはじめとする経営スタッフは、
社会人、そして人間として模範となることを求められている。
正力松太郎の思いが、ナベツネが数々の”アンフェア”行為でぶち壊し、
気がつけば、何の魅力も無くなった嫌われ者集団になったもんなぁ。
ナベツネの呪縛から解放されない限り、日本のプロ野球は「お先まっくら」。
ナベツネの完全撤退が、真の球界改革。
おとなしく老人ホームに入って、せんずりこいとけ。
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