7月号で”りぼんっ子”やめました。もう”鬼の棲家”じゃねぇな。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

7月号で”りぼんっ子”やめました。もう”鬼の棲家”じゃねぇな。

唐突ですが、ワタクシこの度、りぼん購読を7月号で止める事にしました。

いや、7月号で止めちまったと言った方が正しいか。

理由は、心から読みたい漫画が無くなった事

「愛」「夢」「笑顔」の哲学にあふれ、後にコミックスを買えるくらい”すべらない”漫画がなくなった事かな。

約25年前やったかなぁ?「ときめきトゥナイト」が盛り上がっていた当時、

ワタクシがりぼんを手に取った瞬間、ワタクシの心にある気持ちの糸がいくつもピンと張ってましたが、

いつか購読止めようと思っても、気持ちの糸が途切れず、購読を止めるタイミングを見失っていた。

それ位掲載されていた漫画が「すべらんなぁ」だもんなぁ。

’02年から、年を追うごとに”すべらない”漫画が減ってゆくにつれ、次第に一本一本、糸が切れてしまい、

「夢色パティシエール」が完結を迎えた7月号で、読みたい気持ちの糸が「プツン!」と全部切れました。


このりぼんは、同じ集英社から発行している週刊少年ジャンプと同じ魅力を持っているが、

今はどうでしょう?

同じカテゴリーでの発行部数の面で、ちゃお(小学館)なかよし(講談社)に抜かれ、

日本雑誌協会のJMPAマガジンデータによる発行部数も20万部割れ寸前。

かつては255万部(’94年2月号)を誇っていたのにねぇ。

雑誌の内容だって、ちゃおとなかよしの方が、90年代前半のりぼんに似たオーラを持っていて、

逆にりぼんは、付録がコマすぎた80年代のちゃお、もしくは、

遅れを取られたせいで、90年代前半で休刊したひとみ(秋田書店)に似たオーラを放っているもんなぁ。

明暗くっきり。

池野恋や水沢めぐみ、矢沢あいに小花美穂、椎名あゆみに藤井みほな、

そして、吉住渉と槙ようこの様な漫画家を失った後には、雑誌を立て直すための時間が必要だった。

彼女たちは哲学を持ったファンタスティックな漫画家だったからね。

255万部の発行部数という大きな成功を勝ち取った後、編集部は大きなミスを犯した。

次第に発行部数が落ち始め、その焦りからか利益優先をとり、

将来のテレビアニメ化前提で描けと漫画家に強要し、編集部の命令に従わなかったらクビを宣告。

んで、編集部にシッポを振るイエスマンタイプの漫画家が多くなってきたからね。

その頃から、種村有菜&春田ななを酷使するようになるんだよね。

他の作品がアニメ化になっても、本誌の内容を見たら、

アニメそっちのけの種村有菜&春田なな推しでブレまくりで、連載作のテレビアニメ化を目論んでいたもんなぁ。

毎号読んでみて、そう感じ取りました。

さらには、外部作家や外部コンテンツの投入で巻き返しを図ろうとしても、

種村有菜&春田なな推しの様相を見て、編集部は一体何がやりたいんだ?!と、

方針がブレまくっている状況に呆れました。

まるで外部招へいを“客寄せパンダ”視している事に憤慨。

255万部到達の時点で、「ここでオゴってはいけないぞ!」と、

テンション維持のために、別にオプションを立てるべきだったのに、組まなかったことが失敗で、

次第に“すべらない”漫画が減っていったせいで、読者の気持ちが少年漫画誌やファッション誌に走って行き、

少子化、インターネットの普及、レジャーの多様化も拍車をかけた結果、部数減を招いたからね。

そう言ったことに対し、実質、何の手を打たなかったもんなぁと、編集部のプライドの無さに失望。

漫画を金もうけの道具としか見ていないのかね。

これが事実なら、日本の政治と同じだ。

ワタクシ、何の哲学もない”すべってる”漫画を無理して読んだ反動で、

気持ちがりぼんから、ジャンプスクエアや、ヤングアニマルあいらんど(白泉社)に移ってしまったことも、

りぼんを購読する意欲をなくした原因です。

だって、他の漫画誌を見てみたら、雑誌の積極性の違いに愕然とし、

りぼんに、ニュースになる様な漫画がないことが残念です。


同様に、他の読者との漫画感の違いに温度差を感じたのも事実。

「100人読んで1人しか支持しなかった」漫画作品で、ワタクシは絶賛なのに、

参考に他の読者の感想を見てみたら、ネガティブな意見でゾッとしたし、

「100人読んで99人が絶賛」の漫画作品で、ワタクシが「え?どこが?」だということにも温度差を感じた上、

あらゆる大型掲示板をググってみて、”自称・りぼんっ子”の「お前、何様のつもり?!」な態度も、

りぼんのED化を招いたもんなぁ。

大半が種村有菜&春田なな崇拝の上、他の漫画家には上から目線で誹謗中傷。

同じ雑誌で描いている漫画家を平気で侮蔑しているもんなぁ。

”自称・りぼんっ子”って、”りぼんっ子”じゃなく、漫画家本人の前ではガツンと言えないという、

”引きこもりモンスター・クレーマー”だもん。

多分、自分の夢や将来なんてどうでもよくて、食っちゃ寝食っちゃ寝のクソニートになる気満々だもんなぁ。

他に掲載されている漫画を読んで、心が揺さぶれないか?

掲載している漫画全部読むことに、”りぼんっ子”としての誇りを見いだせない?

こうゆう連中が”りぼんっ子”を名乗っているから、ムッとくる。

この手のネガティブな連中って、日常生活でストレスがたまっているのでしょうか?


長年培われた「愛」「夢」「笑顔」の哲学、“乙女ちっくイズム”再興を願っていたのに、

種村有菜&春田なな推しの風潮に、“哲学”全否定のイエスマンの漫画家が多くなってきたこと、

外部を用が済めばポイのボロぞうきんみたいに扱っている事に憤慨。

ゆとり脳の”自称・りぼんっ子”にこれ以上説得しても無駄。

これらのことで、徐々に自分の居場所、寄り所がなくなってきたのは事実ですね。


今の20万部割るか否かの発行部数低迷は、

「種村有菜と春田ななだけを推そう!」と選択した連中によるもので、

りぼんの発行部数が低迷していることに、めっちゃ喜んでいる事でしょう(大爆笑)。

「りぼん廃刊ざまぁwww」が言いたくてしょうがないもんなぁ(大大大爆笑)。

妄言を吐き散らす頭のおかしい三下を相手にするのって大変(大大大爆笑)。


もう気持ちの糸が全部切れてしまった時が潮時。

もはやりぼんは、”鬼の棲む所”じゃなくなってきてる。

カッコだけ、口先だけで、他の雑誌に負けているのによぉ、そこんとこに気付いてないもんなぁ。

編集部のやり口を察したら、この先、りぼんで“すべらない”漫画が登場することはもうないだろうと判断し、

(編集部のやっている事って、三菱自動車、関西テレビ、東京電力と同じだもんなぁ。)

今回、購読を止めるという決断を下しました。

今のりぼんが、癌の進行レベルで言うところの、レベル4(末期)で、

これ以上延命処置を施しても無駄だということですね。

今後はジャンプスクエアと、6月25日に創刊したジャンプ改、

季刊のヤングアニマルあいらんどの購読にシフトし、”すべらない”漫画探しに専念したい所存です。


自分は実は「勝てば官軍」のタイプかなぁって思ってます。

一般的には「勝てば官軍」どまりですが、実は続きがあって、

「勝てば官軍、負ければ賊軍」が正しい。

官軍についているが、落城直前に、バカにする側に寝返り、抜けちゃったっちゅうことやね。
りぼんが商業漫画誌という性質上、目指すスタイルがどうの、方向性がどうの、アニメ化希望だの、

それらのことで、あーだこーだ言う以前に、読者を満足させなきゃどうしようもないじゃん

漫画って、面白くてナンボだろ?

でなきゃ、つまらない漫画を読むために、毎月460円をドブに捨てたも同然だもんなぁ。


りぼんには感謝しているので、

編集部はもっと真摯に現実を見つめ、基本に立ち返ってほしいと願っております。

(多分、反故にされるでしょうね・・・)

編集部の元には、才能ある漫画家がごまんといる。

ただここから先は、これからの世代の成長を促してくれるような中堅どころを、

多数起用する必要があると感じている。
(多分、放置プレイ状態で、”出口なき戦い”を強いるでしょうね・・・)
1年か2年後は再び頂点に輝く事を願っているよ。

(ま、その頃には雑誌が無事存続していればの話ですがね・・・(大爆笑))