7月号(0)
前号6月号、めっちゃ残っとったで。
6月号レビュー最後の更新日の5月15日朝7時以降、ミナミの大型書店数店で覆面視察を敢行したんや。
どこの店も、なかよしとちゃおはバカ売れ、ちゃおに関しては完売の所もあったが、それとは対照的に、
「スターダスト☆ウインク」の古城杏奈が表紙のりぼんは、アホみたいにぎょうさん売れ残ってた。
これで明らかになったのは、
「スターダスト☆ウインク」の作者である春田ななに商品価値が全くない事がはっきりした。
なにも個人攻撃をしたいわけではない。
ちゃお6月号(表紙:中嶋ゆか「わがままなツバサ」)490円。
なかよし6月号(表紙:フクシマハルカ「キミノネイロ」)580円。
そんで、
りぼん6月号(表紙:春田なな「スターダスト☆ウインク」)460円。
1冊の値段を見て、ちゃおとなかよしの方が高いのに、バカ売れしているのは一体どうゆうことか。
次元の異なるところではあるが、何故、なかよしとちゃおがあれほどまでに充実しているのか?
それは編集部のスタンスの違い、気持ちの持ち方の違いがくっきり出ていたと言わざるをえない。
皆様は御存じのとおりでしょうが、りぼん編集部はこれでもかと言わんばかりの種村有菜&春田なな推しで、
「桜姫華伝」と「スターダスト☆ウインク」のテレビアニメ化推進キャンペーンを敢行しており、
アニメが放送中の「プリティーリズム」をはじめ、他の漫画家のポジティブな話題が出ると、
りぼん編集部は潰しにかかるもんなぁ。
おまけに、”ネクスト・ジェネレーション”の育成を怠っているし。
こんなに方針がブレまくっているから、りぼんがアホみたいに売れ残るのは当然。
よ~考えてみいや。
面白い漫画だと、その漫画家や、読者が讃えられるのであれば、
つまらない漫画になると、漫画家や読者こそ非難されるべき。
掲載にGOサインを出した漫画がつまらなければ、編集部が非難されるのであれば、
掲載にGOサインを出した漫画が面白かったら、編集部を讃えるべき。
だが、現実は、どいつもこいつも、良ければ自分たちの成果、悪ければ他人の責任。
しかも、たかだか2話3話で、面白くなかったくらいで騒ぎすぎ。
この上、種村有菜&春田ななが、連載を始めるたびにアニメ化推進キャンペーン敢行と。
他にいい作品があるというのに、どうして貶めるんですか?
これでは、正当・公平とはいえません。
これは、漫画家も、編集部も、”りぼんっ子”も、みんなスランプであると。
「愛」「夢」「笑顔」の哲学に沿った漫画を多くそろえたことで、(’94年2月号での)255万部到達でピークを迎え、
”ゼロ年代”以降、種村有菜と春田ななの猛烈プッシュ敢行と、
将来のテレビアニメ化前提で執筆を強要した編集部の方針に噛みついた、
花のある漫画家が相次いで(編集部に潰される形で)りぼんから去ったことで、
「愛」「夢」「笑顔」全否定、次第に掲載する漫画にわくわく感がなくなり、
気がつきゃ、イエスマンの漫画家が多くなってきた。
しかも、編集部の方針がブレまくってるせいで、部数が伸びない。
”りぼんっ子”からしたら、今のりぼんに失望している。冴えない、情けない。
りぼんをリスペクトしない種村有菜&春田ななに、看板作家の座を与えたせいで、あのザマだ。
この状況のせいで、雑誌に盛り上がる要素が1つも無いんだから、
”りぼんっ子”のりぼん離れが起こっても、しょうがない。
編集部のダッチロールぶりと、種村有菜&春田なな崇拝の”自称・りぼんっ子”が醸し出す殺伐とした空気に、
他の漫画家と、”りぼんっ子”が、嫌気を感じているのは当然の帰結。
よく考えてみいや。
種村有菜も、春田ななも、朝吹まりも、雪丸もえも、藤原ゆかも、松本夏実も、同じ部類の人間。
”りぼんっ子”も、“自称・りぼんっ子”も、同じ部類の人間。
雑誌を作る編集部も、雑誌を読む読者も、同じ部類の人間。
なのに、各々の目指すベクトルが違うから衝突が起こる。
リビア内紛での、独裁者・カダフィ大佐支持派と、カダフィ独裁政権に反旗を翻す反体制派と同じだ。
結果が出なかったらすぐ騒ぐなんて、「みっともない」と思わないか?
過去も批判も受け入れろ。
過去も批判も、全部ひっくるめてりぼんじゃないの?
どいつもこいつもグタグタ言ってんじゃねぇぞ!
集英社の風潮からしたら、ストーリーの充実感が高い漫画が支持されるべきです。
今年で連載35周年、香取慎吾の“両さん”がスクリーン狭しと大暴れする映画版が来月公開される、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治/週刊少年ジャンプ)とか、
第1部に続き、第2部もメガヒットの「GANTZ」(奥浩哉/週刊ヤングジャンプ)とか、
テレビアニメでは、4月期の「トリコ」(島袋光年/週ジャン)、「SKET DANCE」(篠原健太/週ジャン)、
「青の祓魔師」(加藤和恵/ジャンプSQ)に、新シリーズで再開された「銀魂」(空知英秋)。
4月期のドラマだと、続編が好調の「JIN-仁-」(村上もとか/スーパージャンプ)に、
第2シリーズも高反響の「ハガネの女」(深谷かおる)、「アスコーマーチ!」(アキヤマ香)と、
YOUから2作品が同時期にドラマ化されたもんなぁ。
それくらいストーリー性が高いから、オファーが来るのは必然。
「桜姫華伝」と「スターダスト☆ウインク」は、
最初から、編集部や広告代理店の誰かがプロデューサーとなって、
メディアミックスを前提に動いている典型的な例。
いかにも、”りぼんっ子”を無視した、特定の漫画家を推すギャンブル戦略だもんなぁ。
部数低迷は当然で、最初からアニメ化ありきは、少女漫画に於いて最大の冒涜。
魂を欠いていて、「愛」「夢」「笑顔」とは真逆や。
よく考えてみぃや。
理解しがたい判断をしている編集部の責任は重い。
りぼん編集部は、雑誌の現状より、我が身の保身が大事で、
”りぼんっ子”を大切にするより、種村有菜&春田ななを大事にしている事を考えたら、
りぼん編集部自ら、りぼんを潰す行為をするなんて、立派な矛盾。
すべては、読者に「愛」「夢」「笑顔」を与えることが大前提だってことが大事で、
毎号購読している”りぼんっ子”には、オリジナルグッズの応募者全員サービス(誌上通販)や、
サイン会、夏休み期間のイベントで還元。
これらが実現できたのも、すべては「面白い漫画が読みたい」という”りぼんっ子”の心意気があったから。
応募者全員サービスをやめ、豪華付録路線に移行したことには賛否両論があったと思うし、
種村有菜の人気、春田ななの人気の上にあぐらをかくことはよくないと思いますが、
今一度、「愛」「夢」「笑顔」という哲学を、編集部、漫画家、”りぼんっ子”が考えるべきだと。
モチベーションが萎えたままでは、暗い未来が待っている。
ワタクシが「このままだったらヤバいぞ!」という意味でりぼんをガチで批判する時は、
「廃刊」「休刊」という言葉、使わせてもらいます。
なぜなら、まだ希望は捨ててない、期待しているから。
くれぐれも菅直人ばりの“死んだふり”はしないように!小池くん!鈴木くん!
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一番大切なのはモチベーションだ。
ホセ・モウリーニョ
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