【J特】東日本大震災を受け、Jリーグ&日本サッカー協会へ提案
今回の東日本大震災に被害に遭われた日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のクラブの選手及び関係者、
JFL(日本サッカーリーグ)のクラブの選手及び関係者、フットサルFリーグのクラブの選手及び関係者、
それと、それぞれの地元の被災者の方々に、心からお見舞い申し上げたい。
お亡くなりになった親族の遺族には、心よりお悔やみ申し上げます。
そして、震災で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
この震災で3月12日(土)13日(日)のJリーグ、J1第2節、J2第2節、合計19試合が中止、
3月13日(日)に開幕予定だったJFL前期第1節全9試合も中止、
PUMAカップ全日本フットサル選手権・決勝トーナメント@代々木第一体育館も全日程中止になりました。
AFC(アジアサッカー連盟)アジアチャンピオンズリーグ予選ラウンド第2節、
名古屋&鹿島のホームゲームも開催延期になりました。
また、更なる中止もありえます。
震災の被害を被ったJリーグのクラブでは、選手及びスタッフが無事だったものの、
ユアテックスタジアム仙台、カシマサッカースタジアム、水戸ケーズデンキスタジアム、
NACK5スタジアム大宮などで、建物の一部が崩れたり、
クラブハウス及び練習場で被害が発生するなど、被害は甚大かと思われます。
そんな中で・・・
日本サッカー協会は13日、日本代表が25日のモンテネグロ代表戦(エコパ)と29日のニュージーランド代表戦(国立)を予定通りに行うとの意向を示した。連絡を取り合っているモンテネグロとニュージーランド側も開催に難色は示していないという。
協会の小倉純二会長や田嶋幸三副会長らは13日に都内のJFAハウスで対応を協議。代表戦の開催について12日に「今すぐには決められない」と話していた田嶋副会長は、「今だからこそ、静岡と東京でやることに意味がある。日本が大丈夫だということを世界に示すことが大事だ。会長もそういっている」と述べた。
17日の代表発表も予定通りに行われる見込みだ。ただ、家族を安心させるためにイタリアへ一時帰国しているザッケローニ監督が、代表発表までに再来日するかは未定となっている。
※MSN産経ニュース3月13日16:39更新分より引用
この記事見て、憤りを感じました。
東京電力及び東北電力が、計画節電を表明しているのに、両試合、平日のナイトゲーム。
日本サッカー協会が、テレビの視聴率と、
キリンホールディングスをはじめとする公式スポンサーへの心配りを最優先にした事には腹立たしく感じました。
かえってファンを無視した行為に。
春先なら週末の昼間の方がいいのに、いつから日本サッカー協会は銭ゲバになったのですか?
そこでワタクシから、日本サッカー協会と、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に提案を出したい。
①3月の日本代表戦2試合は即刻中止に。
・両試合ナイトゲームのため、ナイター設備は計画節電の妨げ。
・空いた分をJリーグ中止順延分の開催に充てる事。
・国立霞ヶ丘競技場の被害確認に時間を要する事。
・ニュージーランド戦は日を改めて、復興支援マッチにすること。
②今シーズンのヤマザキナビスコカップ開催は全試合中止に。
・予選リーグの第1節と第3節~第6節が、平日のナイトゲームのため、ナイター設備は計画節電の妨げ。
・決勝戦の開催日が、AFCアジアチャンピオンズリーグの決勝戦とかぶっているため流動的。
・空いた分をJ1、J2、AFCアジアチャンピオンズリーグ予選リーグの延期分に充てる。
③Jリーグ初のセントラル開催。
特に鹿島と水戸にやってもらいたいが、それぞれの本拠地が震災の被害を被ったってことは、
県内でまともに使える施設が、ひたちなか総合運動公園陸上競技場か、笠松運動公園陸上競技場くらい。
そこで、水戸と鹿島がセントラル開催を行えばよろしいかと。
Fリーグでデウソン神戸とシュライカー大阪が共同で”関西セントラル”を行っていたからね。
午後1時ごろに水戸のホームゲームを行い、午後3時半ごろに鹿島のホームゲームを行う。
仙台でも、JFLのソニー仙台の試合を前座に組めば、問題ないと思うね。
④コンメボル・コパアメリカ2011は、出場した方がいい。
・日本サッカー協会は出場辞退を示唆しているが、出場した方がアピールしやすい。
・編成は海外組+ロンドン五輪代表中心で。
・選手招集に応じたクラブには、1試合に付き招集選手の人数×0.1点を加点する。
・結果より、ロンドン五輪代表選手の底上げ優先。
特に④の0.1点加点制は、’97年、FIFAワールドカップ(TM)フランス1998のアジア地区最終予選が、
AFCの陰謀により、セントラル集中開催から、完全ホーム&アウェー制へ強行移行された際、
Jリーグの日程とかぶってしまうため、’99年のJリーグ2部制移行に伴う、1部残留争いの真っただ中に、
選手招集は大打撃だとJクラブが猛反発。
そのための救済策として、招集選手の人数に応じてポイントを加点させる方式をとり公平を保ちました。
海外組なら、欧州リーグが全日程終了した後ということで、問題はクリアできるし、
五輪代表でも、主力は永井謙佑(名古屋)や宇佐美貴史(G大阪)くらいで、あとは控えかベンチ外ですから。
試合の結果より、A代表と戦う事で、実戦経験を積ませるにはいい機会だと思います。
ロンドン五輪代表って、昨年のアジア大会2011広州で、金メダルをとったんだよね・・・。
当時はピンとくる人材と行ったら、永井謙佑くらいだったもんなぁ・・・。
ほとんどが無名でも、金取れちゃうんだもんなぁ・・・。
な。
この4つの提案、日本サッカー協会とJリーグは呑んでいただけるだろうか。
以上。