さすがテレ朝、商売上手やなぁ。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

さすがテレ朝、商売上手やなぁ。

テレ朝系の人気ドラマ「相棒」の劇場版第2弾を見てきたぞ。

杉下右京と、第8シリーズより登場した神戸尊(かんべ たける)の新生・特命係が、

田丸警視総監以下、幹部12人を監禁した警視庁籠城事件の不可解な謎から、

失敗に終わった7年前の中国系マフィア拠点強襲作戦での陰謀工作に迫る物語なんですが、

今回の劇場版第2弾は、現在放送中の第9シリーズを含めた大型プロジェクトの一環じゃないかなと。


前回の劇場版は、元旦恒例のスペシャル版同様、土曜ワイド劇場時代の単発モノに立ち返った作りで挑み、

そこから、鑑識係の米沢が主人公のスピンオフ映画がつくられた。

で、今回は、ドラマシリーズでは1話完結、映画でも単発で楽しめるんですが、

第9シリーズの前半クールの随所に、劇場版第2弾につなげる伏線が次々と張られ、

前半クールの最終話が、劇場版第2弾の”序章”として作られ、劇場版第2弾本編で・・・


右京と小野田官房長の確執

尊と大河内警視正の衝突

小野田官房長がぶちまけた”警察の未来”と、それを拒む警視庁幹部の対立


その果ての衝撃の結末。


事実をもみ消そうとする側と、事実は事実だと主張する特命係の対立構図が浮き彫りになり、

自分が振りかざした「正義」が、他人から見たら「悪」としてとらえられる恐れと憤りを浮き彫りにし、

衝撃の結末以降が、第9シリーズの後半戦に影響するのではないでしょうかねぇ。

ドラマの方では「竜馬伝」より平均視聴率が高く、

その余波を受けてか、劇場版第2弾は興行ランキングで初登場1位を記録。

そこから、第9シリーズ後半戦につなげるなんて、東映とテレビ朝日は商売上手。(笑)

これでまた、スピンオフ映画が作られるようなら、”捜一トリオ”のリーダー格・伊丹憲一を主人公にしてみては?

憎めそうで憎めないキャラが好きなもんでねぇ。


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