1月号(5) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

1月号(5)

【今号のヨタ話】

◆「CRASH!」CDパッケージイラストグランプリ募集。

こみゅっち、KID黒崎のイラストを見て、思いが伝わってるな~って。

◆AKB48の私立ミラクルアイドル学園

今回は中塚智美と内田眞由美が、酒井まゆのイラストとコラボ。

酒井まゆが近年、ゴシックに傾倒していることを象徴している様なイラストでしたね。

◆夏イベントグッズ、集英社の通販サイト・Mekke!で販売開始。

「桜姫華伝」&「スターダスト☆ウインク」の率が多いね!

いかに編集部が、この作品をどれだけゴリ押ししているかが分かるわ。

◆各種読み物のイラスト担当入れ替え。

まんが情報カフェには柚木ウタノ、クイズコーナーには柚原瑞香、

占いコーナーには木村恭子が。

(木村恭子の場合、BOOMラボのページが減らされたから?)

ところで、RMCニュースのかばちぃの絵って、岡野小夏?

◆放課後なう!

こんなのするくらいなら、ケンケンの読者ページと統合すればいいのに・・・

◆ぷりアラ

ケンケン、人化?!

さらに、リアルケンケンの事まで?!

◆漫画スクール2011

新年度になっていきなり準りぼん賞受賞。

絵柄見て、松本夏実のもとでアシスタントやってた?

その一方で、小学生まんが大賞受賞者の佐和田米が佳作。

どうみても、日本昔話の「はちかぶり姫」やん。


それにしても、今のりぼんで漫画を描きたい漫画家志願者なんているのかね?

がんばっても報われないだけだよ・・・。


◆次号は12月28日(火)標準店頭入荷。

連載作家入りが望まれていた村田真優が、待望の新連載「流れ星レンズ」をカラー扉付き41pでスタート。

「まりもの花」が第1話以来の巻頭カラーで来れば、小桜池なつみの新境地である時代劇漫画が読切で。

なんと、これらの作品含む、ストーリー漫画全13作品がカラー扉付きで、

そのカラー扉イラストを使ったA3クリアファイルプレゼントも実施するそうだ。


・・・って、なんか2月号にしてはコマい。

年を過ごすには、コマ過ぎるわ。

なかよしとちゃおの公式HPを見て、りぼんの方があまりにもコマいって事が分かるわ。

【ちゃお2月号の場合】
「姫ギャル▼パラダイス」(和央明)&「オレ様キングダム」(八神千歳)のオリジナルアニメDVDに、

(そのDVDには、和央明が顔出しで漫画の描き方レクチャーも収録!りぼんとは対応が大きい。)
「極上姫かわポーチ」が付録で。

さらにときめきバッグ応募者全員サービスも。

【なかよし2月号の場合】
タカハシマコ、森永あい、松本ひで吉と続いてきた外部作家攻勢が2月号でも。
「娚の一生」(月刊Flowers)で知られる西炯子の新連載「恋と軍艦」がスタート。

ふろくもファッション誌顔負けのブランドコラボアイテムが。

どうですか。

ちゃおは、相変わらずの物量作戦で、売り上げは全盛期を過ぎたものの、70万部台をキープ。

なかよしは、外部作家の招へいに積極的で、ここ最近は大物作家に連載任せているからね。

じゃあ、逆にりぼんの売りは・・・


種村有菜と春田ななだけ。


”ネクスト・ジェネレーション”の事や、「夢色パティシエール」の事をそっちのけで、

これ以上、種村有菜&春田ななを推しても、雑誌が売れないのは当然だもんなぁ。

先の2誌の2月号の予告を、それぞれの公式HPを見てねぇ、りぼんがコマすぎって事が分かったわ。

今のりぼんって、お金がないのでしょうか?

復活したばかりのりぼんキャラクターのカレンダーも、今年はついてなかったし・・・

ひよ恋のフリースブランケットのせいもあると思うが、
種村有菜&春田ななへの高額な原稿料が、最大のネックになっているのでしょうか。


集英社の取締役会は、既に小池正夫編集長&鈴木晴彦第一編集部部長に最終通告を出しており、

これ以上売り上げが伸びなきゃ、2011年中の休刊(=事実上の廃刊)確定とね。

毎号購読している”りぼんっ子”と、

種村有菜&春田ななしか眼中になく、ロクに金を落とさない”自称・りぼんっ子”の暴走も、

”りぼんっ子”との衝突も、りぼん再興に足を引っ張っているもんなぁ。


これ以上、種村有菜と春田ななを推しても無駄なのは明白なんだからさぁ、

取締役会自らテコ入れで介入することもあるだろう。

その策として・・・

①集英社の少女漫画雑誌部門&女性漫画雑誌部門の、支配下戦力の見直し。

マーガレットから宮城理子、別マから香魚子(あゆこ)、クッキーに活動の場を移した斎藤倫、

コーラスから「Papa told me」(榛野なな恵)を移籍させるのも良策。
んでもって、種村有菜はウルトラジャンプかジャンプスクエアに飛ばして、春田ななはマーガレットに放出。

②週刊少年ジャンプをはじめとするジャンプグループの人気作を、少女漫画風味でスピンオフ。
ジャンプ系の漫画には、魅力あるヒロインが多い。

「ONE PIECE」のナミ、「NARUTO」の春野サクラ、「BLEACH」の朽木ルキア、

「こち亀」の秋本・カトリーヌ・麗子、「ToLOVEる」のララ・サタリン・デビルークとかね。

一度、ヒロイン目線で作品を展開した方がいいと思いませんかねぇ。

集英社にとって、週刊少年ジャンプは核弾頭。

田母神俊雄(元・航空自衛隊航空幕僚長)が、日本国に核武装を勧めているように、

りぼんだって、週刊少年ジャンプの人気作で核武装してみては?


この背景には2つある。

1つは、今の集英社の風潮。

今の集英社って、週刊少年ジャンプに頼らないと何もできないから、

突然、「ONE PIECE」「NARUTO」「バクマン。」「BLEACH」が相次いで完結してしまったら、

週刊少年ジャンプの売り上げは急激にダウンしてしまい、どないしよと騒ぐわな。

りぼんの売り上げが落ち込んだときだって、編集部は何か策を立てましたか?

全然、策を立ててないと思いますよ。

あーだこーだ騒ぎまくったにもかかわらず、実際のところ何もしなかったじゃシャレにならないわな。


1つは、りぼんの使命。

りぼんの主なターゲットは、小学生女児。

小学生女児に、漫画を読むきっかけ作りが大事。

小学館の学習雑誌の発想を生かすべきで、

「ドラえもん」だけでなく、「極上!めちゃモテ委員長」や「名探偵コナン」といった小学館の漫画誌の人気作が、

各カテゴリーの学習雑誌に掲載されていて、そこに掲載している漫画が、漫画好きの入口になっていると思う。

そこから漫画の良さに気付き、

コロコロコミックだの、週刊少年サンデーだの、ちゃおだのと行ってしまうんだよね。

そのための、2つの提案であるとワタクシは思います。

これなら、”りぼんっ子”も納得するんじゃないかなぁ。

週ジャンの読者って、女性率が高いからね。


もうこれ以上、新規読者を増やすことは難しいので、

今いる”りぼんっ子”をできるだけ失望させないようにすることが望ましいと思う。

もっと危機感を持たないとね、わずかなスキを突かれただけで被害甚大。取り返しのつかない事になる。

そういうのは、255万部到達バブルの中で、編集部が学んだはずだった事なのに、

その姿勢が雑誌から、あまり見えない。
そういう基本的な姿勢が、編集部から見えないのが少なからず、

古参の”りぼんっ子”が減ったり、不満に思っていることじゃないですかね?

編集部の甘い姿勢が、我慢ならないんじゃないですかね?
255万部時代のバブルがはじけたのならば、こういう”りぼんっ子”のモチベーションって、

本当はもっとケアするべき所だと思うのですけどね。


今のりぼんで販売部数回復を目指す場合、販売部数を上げるにはどうすればいいのだろうか?

人気だけの漫画家を一点推しにすれば、販売部数はあがるのでしょうか?

新規読者獲得目的で、大物漫画家招へいとか、金券(図書カード、Tポイント、楽天ポイントなど)乱発するとか、

美少女アイドルに水着グラビアを頼むとかでしょうかねぇ?

それらの事をやるにしても、その場限りで、継続性が全くないからね。


漫画雑誌に於いて、読者はある意味、株主みたいなもの。

今のりぼんに問題があれば行動しなきゃ!

それでも、りぼんを毎号購読しますとか?

りぼん本誌を買えれる環境に有る人間が、りぼんを購読するのを放棄するという行動は、

株式を手放す、売却するという事です。

株式を発行する編集部に対して意見を言う為には、株式を保有しているのが前提条件。

もちろん置かれている環境によって、りぼん本誌を買うのが難しい、恥ずかしいという方も居るでしょう。

それぞれが置かれている状況に合わせて、雑誌をサポートする事を放棄するならば、

それは株主と言える存在では無くなる。

自分の出来る事をするからこそ、胸を張って苦言を述べられるのでは?


そう言った事態を招かないよう、集英社は株式を公開した方がいいと思うね。
集英社が株式を公開してくれたら、株主になりたいという”りぼんっ子”や、週ジャン読者は大勢いますよ。

配当は入りませんが、決算報告と議決権は是非ほしいし、株主代表訴訟を起こせる権利だって欲しいしね。


集英社が株式公開を行うのなら、いっそのこと、

小学館、小学館集英社プロダクションと経営統合を行い、合同持ち株会社化した方がいいかも。

元々集英社は、小学館の娯楽雑誌部門を独立・設立させた兄弟会社ですから、

小学館は、集英社から出されたこの提案に、必ずOKを出すでしょう。

また、小学館集英社プロダクションだって、

集英社が’08年に、小学館プロダクションに増資分を自社負担する形で資本参加し、今の商号になったからね。

合同持ち株会社化で、面白いを共有、感動を共有、なるほどを共有できれば、なおよろしってね。


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