ファンタジー増刊2010(4)
◆「COJI-COJI」特集「コジコジテン」
さくらももこの、りぼんでの活動が「COJI-COJI」(ゲリラ掲載)中心になったことから、
「COJI-COJI」の事を知ってもらいたいと組んだこの企画。
’94年に創刊され、’00年に休刊した「きみとぼく」(ソニーマガジンズ)時代(但し連載は’97年まで)からの人も、
(完全新装版コミックス発売に合わせ)りぼんで初めて知った人も楽しめる企画だと思いますね。
◆「COJI-COJI」第1話特別掲載(さくらももこ)
’94年「きみとぼく」に掲載された第1話を特別に掲載。
あらためて読んでみると、世界感がくっきり出ているし、キャラもユーモラスに富んでいる。
◆「ドリームメディシン」第4話(椎名あゆみ)
このシリーズも最終話。
謎だらけだったドリームメディシンの店主・まゆらの秘密が、ここで明らかになり、
まさに衝撃的だった事と、思い人・セイとの”再会”が、まゆらにとっては救いだったのかも。
かつて、255万部のバブル期(’94年~’98年)の主力の1人として、
「あなたとスキャンダル」「ベイビィ☆LOVE」で活躍した椎名あゆみにとって、
今のりぼんは、志(こころざし)がないと感じているのでしょうか。
ワタクシなりに言うならば、
「ときめきトゥナイト」や「有閑倶楽部」が盛り上がっていた頃や、
少女漫画誌史上最多の255万部到達(’94年2月号)時のりぼんの人気や販売部数は、
その結果による飛びぬけた効果であったから、それを基準に今を判断してはいけないってことやな。
遥か昔、”りぼんっ子”だった人は、普通に分かってる事だと思うんだけど。
それが分からないのは、池野恋がクッキーに活動の場を移した頃以降の”自称・りぼんっ子”だけでしょう。
古の日々を知っている人は、基本そんな考えは無いよ。多分ね。
255万部を到達するまでの過程が「バブルだった」と言う意見は、少なからずとも、そうだと思いますよ。
ただ、「あの時はバブルだったから」と言う姿勢が、編集部から少なからず見えてくるのが、
”りぼんっ子”がより冷めてしまった原因であると思います。
そういう基本的な姿勢が編集部から見えないのが、
少なからず”りぼんっ子”が、りぼん離れを起こしたり、不満に思っていることじゃないですかね?
種村有菜や春田ななが原因と言うこともあるが、
編集部の甘すぎる姿勢が、我慢ならないんじゃないですかね?
バブルがはじけたのならば、こういう”りぼんっ子”のモチベーションって、
本当はもっとケアするべき所だと思うのですけどね。
魅力ある雑誌づくりが出来て、”りぼんっ子”を呼び戻せる手段を編集部は分かってるかな?
◆「不思議の森のリル」(水沢めぐみ)
こんな水沢めぐみも好き。
こういったSD(三頭身)キャラもすき。
◆
ここでは、いわゆる”レジェンド組”。
なんですが、ネット上で、”自称・りぼんっ子”がいそうなサイトをググってみたら、
これらのベテランを毛嫌いしているカキコにカチンときたんだよね。
なぜ”自称・りぼんっ子”は、ベテラン作家をそんなに毛嫌いするのかが、ワタクシはよくわからん。
実際、種村有菜が魅惑的な漫画で、かつ結果も残しているならわかるが、アレじゃねぇ・・・。
“自称・りぼんっ子”は知らないんだろうね。
かつて、255万部(’94年2月号)を売り上げていたってことを。
りぼん本誌の”神通力”は、今となってはもう「遠い過去」と思ってもいいくらいだ。
ワタクシに言わせれば、ベテランの力は絶大で、
それに比べてみたら、今のりぼんで描いている連載陣って、足りないモノがあるんだよね。
それは華。
安定感はあるけど、華がないタイプの漫画家が多いし、”ゆとり”率が高い。
その点でベテラン、特に”りぼんレジェンド“は、歴戦の猛者ばかりで華がある。
”りぼんレジェンド“呼び戻しは、決して悪い話ではないと思うし、
道に迷った時に一番頼れる人物に頼むのは、どの世界では普通のことだよ。
人の人生だって同じだとと思うしね。
編集部はそこの所をはっきりと認識して対策して行かなければ、
マルチ商法会社のスポンサー登用や、財務破たん発覚で経営危機に瀕している大分トリニータや、
4年間にわたり入場者水増しをやり続けた大宮アルディージャと同じ末路をたどりまっせ。
この手のベテラン作家なら、二度ならず、三度も判を押したような漫画は許さないと思うが。
ただし、再招聘にはまずは詫びがいるかもね。
「私たちは根本から間違ってました」とね。
“自称・りぼんっ子”による愚行・蛮行は、ベテラン作家に「古くさい」「NO!」と突き付けた問題だけではない。
種村マンセー&春田マンセーの環境を作り、将来のテレビアニメ化前提路線を推す編集長を支持させ、
アニメのオファーが一切来ないどころか、部数を低迷させた原因を作ったのは誰だっけ?
そう、その編集長から”毒まんじゅう”をもらった“自称・りぼんっ子”でしょ?
雑誌に貢献してくれた功労者やベテランだけでなく、使える漫画家まで叩きまくって、追い出した結果、
部数低迷を加速させた原因を作ったのは誰だっけ?
そう、ハナからその漫画家の作品を読まない“自称・りぼんっ子”でしょ?
部数低迷の打開策として、上田倫子、カナヘイ、新條まゆといった外部の人間や、
「あにゃまる探偵キルミンずぅ」の漫画化権を獲得した状況を作ったの誰だっけ?
そう、お金を出さない“自称・りぼんっ子”でしょ?
「ウルトラマニアック」(吉住渉)や「愛してるぜベイベ★★」(槙ようこ)より、
「満月をさがして」をアニメにしてほしい、
いや、種村有菜の作品なら何でもアニメにしてもいいと言ったのは、“自称・りぼんっ子”でしょ?
「アゲハ100%」(武内こずえ)や「聖▼ドラゴンガール」(松本夏実)、
「空のまんなか」(香村陽子)や「青空ポップ」(小桜池なつみ)より、
「サボテンの秘密」や「ラブ・ベリッシュ!」が面白いと言ったのは、“自称・りぼんっ子”でしょ?
りぼんの売り上げが落ち込んでいる状況に対し、
“自称・りぼんっ子”は「見なかった事にしよう」と、いとも簡単に現実逃避をするもんなぁ。
部数が落ち込んでいる状況を何とかしようとする気はなかったのか?
無責任に文句を言うだけでなく、少しは自分たちの責任を感じるべきじゃないか?
ただでさえ、”自称・りぼんっ子”をはじめとする今の漫画ファンのレベルが低いって言うのにさぁ。
って、”自称・りぼんっ子”のやっている事って、ただのストレス発散目的なのは明白なんだから、
これ以上注意しても無駄か。
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