【J特】続・サカダイの総力特集
これはこの記事 を読んでから、見た方がいいだろう。
完全格付けランキングで、最下級のEランクに沈んだ3チーム。
水戸、草津、岐阜。
(なお、Eランクについていた北九州は、参入初年度ということで、評価不足が多い事から除外。)
これらはJ2ですが、J1で格付け最下位に沈んでいるのが・・・
山形、神戸。
Dランクなんだけど、J1クラブでは最下級。
その問題点といい所を語ると・・・
<山形>
「炎のカレーパン」に代表されるアクティビティ面が充実。
純資産額4900万円は、運営団体が社団法人であるが故。
「山形まで来た甲斐があったわ」と称賛の声はあるけど、降雪期問題がね・・・
今年J1第7節、vs横浜M戦での、大雪による公式ビジターツアーバス遅延が問題に。
<水戸>
純資産額、赤字・マイナス1800万円。
Jリーグ18年分の平均観客動員が2801人。この項目では最下位。
ケーズスタのアクセス面改善や、茨城県北地区へのアピールを!
<草津>
純資産額、赤字・マイナス2000万円。
正田醤油スタジアムのゴール裏、ほぼフラット。
草津市内にJ1はおろか、J2が開催できるスタジアムがないため、
群馬県全体にホームを広げた事が、草津色を薄めた?
<岐阜>
クラブ創設年が2001年と若いが、これといった伝統は、これから作ればいい。
保有選手の推定市場価格総額が3億9300万円(27人保有)で、名古屋の約4分の1。これは立派。
まだ若いゆえ、下部組織の充実を!
<神戸>
ホムスタ神戸はアクセスが良くて、騒音対策は万全。住宅街の中にあるとは思えない。
選手やコーチ陣の入れ替えが激しく、クラブとしての方向性が定まらない。
それゆえ、地元との温度差が激しく、地元のU局・サンテレビとは疎遠。
オーナー企業の楽天グループのやる気が見えない。
それ以外に問題はめっちゃ多い。
愛媛>ニンジニアスタジアムのアクセス面が最悪で、これが観客動員に響いている。
福岡>福岡ソフトバンクホークスの存在が大きく響いている。
横浜C>フロントの信頼度が低く、ビジョンも方向性も定まらないため、横浜Mとは雲泥の差。
もっとも、これらを吹き飛ばすくらい、問題に挙がったのが、
東京ヴェルディ。
格付けのところから離れるが、総力特集の中で、
敏腕代理人のテオ・コンスタンチンのインタビューが載っていて、
コンスタンチンは、サッカークラブの事をフェラーリにたとえ、
「フェラーリは誰でも運転できる車じゃない。」と唱えた。
東京ヴェルディはJ2に落ちた’06年からいいメンバーをそろえ、
’07年はフッキ、ディエゴと日本人選手の連携もよく、選手の力でJ1に復帰したものの、
フロント、監督、コーチがうまくいかなかった。
親会社の日本テレビがフェラーリを買ったのに、っていうか、
’98年まで資本参加していた読売新聞社とよみうりランドもフェラーリを買ったのに、運転手がいなかった。
最初から地元振興に乗る気になれず、ヴェルディを読売新聞の広告塔にしたことがかえって仇になった。
東京移転も、川崎市とのケンカ別れの果てだった。
クラブとしての歴史があるにもかかわらず、親会社のエゴに振り回され続けたことで、転落の一途をたどり、
真摯に川崎市に根付いた活動をしていれば、トラブルは回避できたはずだし、
(稲城市のよみうりランド練習場から、川崎市に練習場を移転していれば尚更だ!)
大枚はたいて、他のクラブからスター選手をぶっこ抜くより、
下部組織出身者を積極的に登用していれば、経営と戦力のバランスは安定するんだよね。
今シーズンの東京Vのホームゲーム、屋台村及びベビールームの廃止がアクティビティ低下を招き、
大型ビジョンもヴェルディ側のみで、ヴェルディ側のゴール裏サポからは見えないと大ブーイング。
味の素スタジアム周辺はFC東京一色で、
急に多摩4市への地域活動をやっても、疫病神扱い。
ヴェルディがしっかりしていたら、他のクラブだって躍起になれただろうし、
サカダイだって今回の特集組まなかっただろうね・・・
残念!
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