ザック流儀の戦い方を解く。
いよいよ10月より、ザッケローニ新体制の”ザック・ジャパン”が始まる。
週刊サッカーマガジン9月21日号で「ザッケローニとは何者か!?」で特集が組まれ、
ワタクシはこの号を読んで、ザッケローニの”流儀”を、解釈する。
ザック流の原点は’97-’98、ウディネーゼ時代、4-4-2を使っていたが、
セリエA公式戦・vsユベントス戦で、4バックの1人を退場で欠き、
普通なら攻撃のコマを1つ減らすところですが、
ザックは攻撃的にするため3バックで戦い、勝利を収めた。
それ以来、3バックが定着することに。
【’97-’98ウディネーゼの布陣】
ホッジ ビアホフ アモローゾ
バキーニ ヘルヴェグ
ワレム ジャンニケッダ
ピエッリーニ カローリ ベルトット
トゥルテ
その時のユーべの監督で、後にイタリア代表を世界一に導いたマルチェロ・リッピまでもが3バックを模倣。
(のちに4バックに戻した)
その姿勢が高く評価され、ザックはミランの監督に就いた。
当時のミランは得点力が乏しかったため、思い切った修正を施した。
しかも、現有戦力だけで。
【’98-’99ミランの布陣】
ウェア ビアホフ
ボバン
グリエルミンピエトロ ヘルヴェグ
アンブロジーニ アルベルティーニ
マルディーニ コスタクルタ サーラ
アッピアーティ
これまでの3トップの戦い方から、3-4-1-2に切り替えてきた。
ドイツ代表のストライカー、オリヴァー・ビアホフと、”リベリアの怪人”ジョージ・ウェアを生かすため、
クロアチア代表のゲームメーカー、ズボルミール・ボバンをトップ下に起用。
これがミラクルを呼び込み、スクテッド目前だったラツィオを跪けることに成功し、
ミランが逆転でスクテッド獲得に成功した。
この戦い方を、
9月の2試合で招集されたA代表
5月のトゥーロン国際大会に出場した、ロンドンオリンピック代表
今度行われる仙台ユース大会のU-19日本代表
に当てはめると・・・
森本貴幸(岡崎慎司)
香川真司 宇佐美貴史
長友佑都 内田篤人
細貝萌 横竹翔
槙野智章 酒井高徳 菅沼駿哉
川島永嗣
と、こんな布陣になるのでは。
この中で(2014年時点で)30代は川島ぐらいでしょうかねぇ。
FWにゴールを引き出すための最適なフォーメーションとして。
シャドー2枚を置くことで、決定力不足はカバーできると思うがね。
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