自ら決断した”引き際” | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

自ら決断した”引き際”

 プロ野球、阪神の金本知憲外野手(42)が、18日に横浜スタジアムで行われた横浜5回戦で先発メンバーから外れた。3月に右肩を痛めた影響とみられる。連続フルイニング出場記録は1492試合でストップした。
 金本は、広島時代の1999年7月21日の阪神戦からすべての試合で開始から終了まで出場。2004年に701試合連続フルイニング出場のプロ野球記録をマーク。06年には904試合にまで伸ばし、米大リーグ記録とされるカル・リプケン氏(元オリオールズ)の記録を更新し、前人未到の1500試合まで残り8試合に迫っていた。
 この日は八回に代打で出場し、衣笠祥雄氏(元広島)が持つ2215試合に次ぐ、日本球界歴代2位の連続試合出場は1638試合に伸ばした。
 6-4の八回2死二塁の好機に代打で打席に立った金本は、横浜の左腕・高宮の前に二ゴロに倒れた。直後の守備にはつかず、この打席限りで退いた。
 金本は右肩の影響もあり、開幕から「4番・左翼」でフル出場を続けるも、打撃不振で打率は17日現在で・167と低迷。17日は左翼守備で送球時に失策を記録するなど、強行出場が限界に達したとみられる。阪神はこの日、4番に新井貴浩選手、左翼に葛城育郎選手を起用した。
※MSN産経ニュース4月18日15時41分更新分より引用。



(打順)4番・新井、レフトには(打順)8番の葛城と、
スタメンから、金本の名前はコールされなかった。
いや、自ら申し出たと言えば解りやすいか。
手首を骨折してても、タイムリーヒット打ったり、
頭部に死球を受けても、次の打席で豪快なホームランを打ったり、
最近では、右肩が限界に達しているにも関わらず、豪快な一発を打ったりと、
まさに神がかり。
アニキの歩んだ道は、自分の意地の積み重ねより、努力の賜物だった。
だが、開幕からの4番らしからぬ打撃不振と、前日のバックホームへの投球が不甲斐なかったことで、
これ以上高いパフォーマンスを見せる事が限界だという事を悟ったのではなかろうか。

自分のためより、チームのため。
アニキの勇気ある引き際に泣けてきたわ。

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