今一度、雇用保険と学研都市の意味を問いたい。
「税金の無駄遣いの象徴」といわれた関西文化学術研究都市の職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町、木津川市)が31日に閉館する。所管する厚生労働省は今夏にも入札を行って建物を売却する方針だが、景気が低迷する中で甲子園球場の総面積に匹敵する施設の引き受け先が見つかるかどうかは不透明。地元自治体や学研都市の関係者からは「巨大な幽霊屋敷になる恐れもある」と懸念する声が出ている。
※MSN産経ニュース3月30日12時29分更新分より一部引用。
ガラス張り・3階建て。
延べ床面積3万5000平方m。
全長200m。
総工費581億円。
全て、国民の血税ならびに、雇用保険の保険料が使われている。
結果、年間10億円の赤字。
当時の厚労官僚は採算性に疑問を感じなかったのか。
厚労省所管の雇用・能力開発機構の職員は、収めた税金及び雇用保険を何だと思っているのか。
糾弾するマスコミに対し、冷遇をつく職員は、何様や!
(テレ朝「スーパーモーニング」の玉川徹でさえもで!)
これが「税金の無駄遣いの象徴」と呼ばれる由縁である。
職員は何を根拠に、明るい未来が来ると予見していたのか知りたいわ。
結果、訪れた未来は、
改善されても実感が無い、不透明極まれない完全失業率。
年間自殺者3万人越えが10年以上続いている。その大半が仕事上の問題によりうつ病を発症。
ホームレスと、ネットカフェ難民に代表される”ネオ・ホームレス”の増加。
生活保護申請の増加。(特に大阪府。)
と、こういった暗い未来が訪れた。
だが、「私のしごと館」が閉館しても、問題は多い。
施設維持に年間1億7千万円。
これも、国民の血税ならびに、雇用保険の保険料がつぎ込まれる。
その上に、
閉館後の活用法をめぐっては、厚労省の検討会でコンサルティング会社から研究施設や教育施設、データセンター、商業施設(アウトレットモール)への転用が提案された。とくに商業施設が有力とされたが、しごと館の周辺は文化学術研究ゾーンで用途規制があるため、委員を務めた地元自治体や学研都市のトップらが反発。結局、昨年12月にまとまった報告書から商業施設は除外された。
厚労省はすでに建物の売却を認可しており、所有者である雇用・能力開発機構が夏前にも入札を実施する見通しだ。だが、コンサルティング会社が関西の企業を対象に行った事前調査では、研究施設などで利用するため購入の意向を示した企業はゼロだった。
「建物があまりにも大きいうえ、天井が高く、空調が効きにくいなど展示施設以外では使い勝手が悪い。改装にも多額の費用がかかる」(学研都市関係者)ためで、買い手が見つからなかった場合、巨大な廃虚になる恐れもある。
※MSN産経ニュース3月30日12時29分更新分より一部引用。
完全に無用の長物である。
もう呆れてモノが言えん。
これ以上”役立たず”を放置しても、待っているのは更なる増税地獄。
早いうちに、「私のしごと館」へ爆破テロ起こそうという気はないのか!
◆楽しく身につく資格・技能・趣味の通信講座 生涯学習のユーキャン
◆