この春から『ノイタミナ』は進化する。
歌手、GACKT(36)が7月スタートのフジテレビ系アニメ「屍鬼(しき)」(木曜深夜1・15)で初のレギュラー声優を務めることが21日、分かった。
同作は小さな村を舞台に、「屍鬼」が次々と人間を死の恐怖に陥れるホラーミステリーで、GACKTは謎めいた貴族の男を演じる。阿部愛プロデューサーは「貴族的雰囲気を持ったミステリアスなこのキャラクターはGACKTさんと怖いくらい合う」と抜てき。
ビデオアニメ「新・北斗の拳」や海外映画の吹き替えなど声優業には挑戦してきたが、テレビアニメのレギュラーは初。「僕の声優としての声に初めて触れる人たちに、驚きと衝撃と新たな感動を与えます」と渋い声で“予告”している。
※サンスポ・ドットコム2月22日05時02分更新分より引用。
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日曜日は『ノイタミナ』2010年度ラインナップ発表会が行われ、
この春からは、コンセプトが重複する土曜深夜枠→『NOISE』枠と統合して、毎週1時間2作構成に拡大。
GACKTがレギュラー出演する「屍鬼」のほか、ラインナップは以下の通り。
「四畳半神話大系」(4月期・1クール)
原作:森見登美彦/監督:湯浅政明/脚本:上田誠/キャラクター原案:中村佑介/制作:マッドハウス
「さらい屋五葉」(4月期・1クール)
原作:オノ・ナツメ/監督・シリーズ構成:望月智充/キャラクターデザイン:中澤一登/制作:マングローブ
実写版「もやしもん」(7月期・1クール)
原作:石川雅之/主演:中村優一/総監督:岩本晶/制作:白組
「屍鬼」(7月期・2クール)
原作:小野不由美・藤崎竜
「海月姫」(10月期・1クール)
原作:東村アキコ
今回打って変わったのは、角川系(アスミック・エース、角川エンタテイメント)+ソニー系の主導体制から、
複数企業参入と多彩になった。(これはアニプレックス主導だった「Paradise Kiss」以来!)
「さらい屋五葉」はマングローブとつながりの深いメディアファクトリー主導、
「屍鬼」はアニプレックス主導ということで。
基本的に深夜枠である『ノイタミナ』が、一般レベルに認知された事による功績が高かったことで、
アニメプログラムも捨てたもんじゃない。