『トラップの先には・・・』

米倉涼子主演のテレビドラマシリーズの劇場版「交渉人　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ」を、日曜日に見てきた。

最近のテレビドラマは、予算をケチったことで、駄作の連続、

アメリカ、韓華系の海外ドラマに視聴者が流出されっぱなしだとささやかれているが、

この「交渉人」は、同じテレ朝系で放送されている「相棒」同様、”脚本力”を信じたことで、

限られた予算の範囲内でも緊迫感あふれるドラマが出来るんだぞとアピールしているんだよね。

その”脚本力”が、ジェット機内という密室で展開される物語に張り巡らされた複数のトラップ。

ヤツが真犯人か?!と思ったら、意外な所で殺され、

テロの主犯格があの人ではない、まさかのあの人のことや、

ハイジャックの実行犯が、実は駒として使われたことも、物語に凄味が生まれている。

更にぶっ飛んだのが、脇を固めるサブキャラ。

同僚役の筧利夫が、飛んだ役柄であったり、笹野高史のあのギャップに吹いたｗｗｗ。

さらに、某チルドコーヒーのＣＭで、米倉涼子と共演しているあの人が意外な所で活躍していたり、

まさにサービス精神全開。

何故多くを語らず、こんなに短くしたかというと、

その”トラップ”の果てにある真相と、ハイジャックの本当の目的をバラされたくないから。

こう語ると、構成が「ユージュアル・サスペクツ」的だもん。

ガンバボーイ２号のGuerrilla Radio