【ネタばれ注意!】「サラリーマン金太郎2」第4話
先週の続き。
緊急役員会の席で、駿河崎温泉ホテルの補強工事の是非、
すなわち、耐震偽装の隠ぺいの認否と、矢島金太郎の解雇の是非を問われたが、
旧ヤマト派と、旧日本中央派の違いは明確だった。
土建屋としての魂が、旧ヤマト派にはあって、旧中央派はなかった、というか、忘れていたんだよね。
守之介会長の出した補強工事案に賛成多数で可決、丸山社長をねじ伏せた。
この内部告発によって、告発した金太郎は、ヤマト中央建設を去った。
同じころ、帝都建設の会長室では、帝都建設の平尾会長と対話している人間が。
鷹司だ。
一度、金太郎に打ちのめされた男が、奴は危険人物ということを忠告しに来たんですが、
平尾会長の剛腕が・・・
◆
後日、金太郎は土木業に再就職した。
ヤマト中央建設は事実を公表し、多くの問い合わせが殺到していた。
これで帝都建設による乗っ取りが、いつ実行させても可笑しくなかった。
ある日、不良に絡まれているサラリーマン・平野川を見かけた金太郎は、
何と自販機を持ち上げ、不良どもを震え上がらせ、平野川を助けた。
ンなアホな。
最近の自販機って、耐震&盗難対策講じてんのにさぁ。
同じ頃、丸山社長はかつての親友である内科医から、重い病に体をむしばまれていると宣告され、
近くの公園で、一生懸命土建業のバイトに勤しんでいた亡き息子の修一の事を回想していたときに、
金太郎が現れ、しばし語り合ったことで、丸山社長は肩の荷が下りたようだった。
◆
駿河崎温泉ホテルの補強工事が無事完了し、ホテルのオーナーの池波は、
今回の件で頭を下げに来た丸山社長に、金太郎の命を貰い受けると申しでてきた。
金太郎のとった行動は正論だったと痛感した丸山社長は、鷹司と会い、力を貸してほしいと思ったその矢先、
関東地域に強震襲来!
静岡県東部を震源地にM8.0の地震が発生し、
震源地に近い駿河崎の温泉地は、先に手を講じ難を逃れた駿河崎温泉ホテル以外崩壊。
矢島金太郎の”ツキ”がここでも。
これで業績と信頼が回復したヤマト中央建設でしたが、
作業していた金太郎が、秘書の京子の制止を振り切り会長室に乗り込んだ。
だが、守之介の机には、守之介、黒川、そして、金太郎あての遺書が。
これにキレた金太郎は、修一が眠る墓地に駆けつけ、
割腹自殺をしようとしていた丸山社長を見つけ、阻止するものの、丸山社長の口から吐血が・・・
そして、帰らぬ人に・・・
「私はサラリーマンですよ」
今回の一件、丸山社長は、平尾会長の数々の恫喝で心労が祟った。
帝都建設から車ででようとしていた平尾会長を見つけ、殴ろうとしていたときに、
黒川副社長が!
金太郎の襲撃を阻止した黒川は、丸山社長の思いを無駄にしないようにと、
金太郎に、ヤマト中央建設の復帰を命じた。
そして、復職最初の仕事として、20年間中断している江並ダムの工事再開を命じられる。
同じころ、平尾会長の車には、ヤマト中央建設秘書課の工藤が?!
これで内通者が出た事に・・・
これで第1部は、内部告発の意義と、それによる正義を、
日本中央建設がヤマト建設との合併で闇に葬りさろうとしていたことで、訴えたかったんだよね。
金太郎の勇気ある行動が、隠ぺいを阻止したわけで、波乱の幕開けとなった第2シリーズですが、
次回からはタイムリーなことに、ダム工事がテーマとは・・・
時代が矢島金太郎を呼び寄せた。
あ、次回は「シルシルミチル」の食べ歩きADが登場するらしいよ。
◆
今週の金言
金ってものはよ、汗水たらして働いて手に入れるものなんだよ!
今回の第1部、耐震偽装と癒着で、汚い金を手に入れた建設業界の悪しき部分を描いた事で、
土建屋の魂を象徴するようなセリフやったねぇ。
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