最悪の事態は回避されたが・・・
この間、橋下知事が推し進めるワッハ上方強行移転案に対し、
ワタクシは、在阪放送局と、吉本興業をはじめとする関西の芸能プロダクションに、
無期限ストの実行を勧めたが・・・
大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方、大阪市中央区)の観光名所・通天閣(同市浪速区)への移転問題で、橋下徹知事は28日、通天閣を運営する通天閣観光の西上雅章社長と面会し、移転方針を撤回し、吉本興業が家主の現在のビルで存続することを伝えた。橋下知事は「社長におわびし、現地存続させてくださいと伝えた」と述べ、二転三転した騒動にようやく終止符が打たれた。
※MSN産経ニュース12月28日11時38分更新分より一部引用。
これで最悪の事態は回避し、ひと段落ついたかと思われたが、
吉本側から提示された平成23、24年度の年間入館者数40万人が達成されない場合は「有無を言わさず廃館」と明言。「(40万人を下回ったら)資料をWTC(大阪ワールドトレードセンタービルディング)に引き上げる」と強調した。
※MSN産経ニュース12月28日11時38分更新分より一部引用。
この“条件付き存続”には、大阪府が吉本興業に対する恫喝で、
資料を寄贈した芸人の関係者や所属プロダクション、放送局からの反発を招きかねない。
吹田市の万博記念公園にある、府立国際児童文学館の閉館と、府立中央図書館への統合・蔵書移転を巡り、
寄贈した児童文学作家、児童文学研究者、出版社から、府を相手に、資料の返還を求めた訴訟問題も含め、
橋下徹は、この国が築き上げた文化を潰すというのか!文化の普及より、お金の事しか考えていないのか!
コスト以前の問題やん。
親の事情で、小学5年生から大阪に引っ越して来て、
よしもと新喜劇にカルチャーショックを受けた頃を思い出して下さい!
知事の御子息が赤子だった頃、日本を代表する児童文学を読み聞かせていたを思い出してください!
【追記】日曜日、ミナミに立ち寄る用事があったついでに、ワッハ上方の展示室に行こうとしたが、
年末年始休館に怒り。何でやねん!
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