元企業チームの落日。
JFL・地域リーグ入れ替え戦
第1戦(金沢)
ツェーゲン金沢(地域) 1<1-0/0-0>0 FC刈谷(JFL)
前半7分<金沢>古部
第2戦(刈谷)
FC刈谷(JFL) 1<0-1/1-0>1 ツェーゲン金沢(地域)
前半31分<金沢>根本
後半42分<刈谷>日下
※1勝1分けにより、ツェーゲン金沢がJFL昇格。敗れたFC刈谷は東海社会人リーグに降格。
FC刈谷は波乱万丈のクラブ人生を送っている。
かつてはデンソーサッカー部として、’96年からJFLに君臨してきたが、
親会社の不況のあおりを受け、’05年に(実業団チームとしては)事実上の廃部。
’06年より地元刈谷市に根差した市民クラブとして再出発を果たした。
昨シーズンの8位躍進の波に乗るため、
今シーズンは、かつてFC東京で”キング・オブ・トーキョー”の名を馳せたアマラオをコーチに迎えたものの、
決定力不足に嘆き、まさかの電撃的な現役復帰をしても、21試合連続未勝利が響き、入れ替え戦に。
そして、終戦・・・。
アルビレックス新潟、カターレ富山に続く、北陸のJクラブ目指し、
常に前向きの姿勢で挑んできたツェーゲン金沢とは対照的に、
FC刈谷は迷走。
彼らが追い求めていた夢は、いったいどこへ行ってしまったのか。
デンソー時代から応援し続けてきたファンの思いを踏みにじるのか。
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