ルフィ=次郎長親分感覚で。
この冬の東映は、
「ONE PIECE FILM ストロングワールド」
「仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」
が共に12日に公開され、その週の興行ランキング、初登場にして、ワン・ツーフイニッシュを飾った。
で、ワタクシは、マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画並みのチケット争奪戦をかいくぐり、
見てきましたよ。
「ONE PIECE FILM ストロングワールド」。
普通なら毎年3月に公開されるハズが、アニメ10周年、10本目の映画版ということで、
原作者の尾田栄一郎氏が、連載を中断してまで、キャラクター、ストーリー、世界観と、
ありとあらゆるところまで関わった、まさに人生を賭けた一本である。
おかげで、9か月遅れの”出港”となったわけ。
この映画のイメージは、任侠映画。
とりわけ、ルフィが清水の次郎長で、大政がゾロ、小政がサンジってことっすかねぇ。
じゃあ、ウソップは森の石松?
麦わら海賊団、次郎長一家の如く、金獅子のシキ(三馬政?)に奪われた
お蝶、もとい、ナミを取り戻すための戦いが展開されますけど、
自分、原作漫画も、テレビシリーズも、全然触れてまへんねん。
すなわち、無謀ともとれる無知のまま見たけど、ま~理屈抜きに痛快、面白い。
尾田氏の壮大な世界観と、物語を騒がせるクリーチャー、それらを引き立てる音響効果も強力。
フジテレビとは縁のあるスカイウォーカーサウンドがやっているのか?!って思ったわ。
スクリーンで見ても、損はないぞ。
で、ワタクシから忠告。
入場者全員にサンプリングされた「ONE PIECE」の”零巻”。
受け取った方は、鑑賞前に、第2部の漫画だけを読め。
(あ、初心者は第1部から読め!)
20年前のシキのことが描かれており、これを頭に入れとけば、物語がよりディープに楽しめるぞ!
「――― そして 20年の時が 流れる ―――」で、本を閉じろよ!
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実は仮面ライダーMOVIE大戦も見に行ってたりして。