オイルマネーは無駄だったのか? | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

オイルマネーは無駄だったのか?

TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ(TM)ドバイ2009 開幕戦

アル・アハリ・ドバイ(開催国) 0<0-1/0-1>2 オークランドシティ(オセアニア)

前半44分<オークランド>ディッキンソン

後半22分<オークランド>クームス

今回の大会の注目は、欧州王者・バルサや、アジア王者・浦項に所属している岡山一成だけではない。

開幕戦、開催国リーグ王者、アル・アハリ・ドバイと、オセアニア王者、オークランドシティ戦が

注目カードになったことを。


アル・アハリ・ドバイには、かつて日本のヴァンフォーレ甲府、ガンバ大阪に属していたバレーが所属している。

昨シーズン、ガンバ大阪が参戦中の真っただ中で、

アル・アハリ・ドバイの、アンフェアともとれるオイルマネー工作により、バレーが引き抜かれた。

ガンバ大阪にとっては、起用法から喧嘩別れした水本(現:京都サンガ)につづく、チーム移籍にショックも、

そういった逆境をはねのけ、アジア王者に上り詰め、FIFAクラブワールドカップ(TM)出場権を獲得し、

マンチェスター・ユナイテッドに玉砕されながらも、真っ向から立ち向かった姿勢に、

バレーは少々後悔した反面、かつてのチームメートの奮闘ぶりに刺激を受けた。

そして、UAEのトップリーグで優勝し、開催国リーグ王者枠での出場が決定した。


一方のオセアニア王者、2006年大会以来の出場となるオークランドシティは、

28年ぶりにFIFAワールドカップ(TM)本大会出場を果たした、

ニュージーランド代表の主力メンバーが多数在籍。

岩本輝雄が”助っ人外人”で参加した前回出場の反省を踏まえ、

セミプロクラブとしては異例の、練習回数を週3日から、週5日に増やし、2部練習の日も設定された。


と、注目の理由を簡単に語ってみたが、蓋を開けてみたら・・・

ま~オークランドの練習量が試合にしっかり出ていたし、

アル・アハリ・ドバイが、バレーに頼ってきている事も否定できなかった。

オークランドのゴールがね、鮮烈過ぎたのよ!

後半のクームスのキャノン砲にびっくらこいたわ。


アル・アハリ・ドバイの問題点は、莫大なオイルマネー。

金銭感覚が幼稚園児以下の大富豪のポケットマネーで戦っているとしか思えない。

UAEのプロリーグのチームのオーナーのほとんどが、大富豪ばかりで、

選手の強化より、資産で争っているとしか思えへんわ。

これじゃねぇ、地元が赤っ恥をかくだけでなく、FIFAワールドカップ(TM)本大会に、

UAEと同じ、オイルマネーに物言わせるバカな考えを持つ中東勢が姿を消したのは当然やわ。


アル・アハリ・ドバイのFIFAクラブワールドカップ(TM)は、この試合をもってオワタ。

バレーには気の毒だけど、これが現実だ。

ざまぁみろ。

\(^o^)/



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