【ネタばれ注意!】「JIN-仁-」第5話
野風の頼みで、末期の梅毒に侵されている花魁・夕霧を診ることになった仁。
高岡早紀のメイクと演技が強烈やった!
こんなの「忠臣蔵外伝 四谷怪談」以来やわ。
梅毒とは、杉田玄白でさえ、
「世に多く、これほど苦悩するものはない」と書きのこすほど、治療困難な難病だ。
無論、幕末期の医療技術では手の施し様がない。
仁は最初の手段として、緒方洪庵と共に、鈴屋(野風と夕霧の勤務先)の中にいる女郎全員に検診に行き、
診療を受けるようにと説得するが、女郎側が仕事がなくなる事を懸念して受診拒否。
「できないって事が嫌いです」
現代の在りし日の未来の言葉がきっかけで、特効薬であるペニシリンの製造方法を思い出し、
西洋医学所に走り、所員に集めた(みかんなどの)青カビの培養液を、なたね油で精製するのもだった。
洪庵たちにペニシリンの作り方を指導することに。
1週間後、いざ開封の時。
山田純庵の「薬効なし」が無情にも次々と告げられる中、18番目で・・・
「薬効あり!」
吉報もつかの間、ついに夕霧が危篤に陥り、
急きょ仁と、位を志すことを決意した咲が駆け付ける事に・・・
静脈注射から5日後、吹き出物は初対面後より少なくなったものの、
夕霧は末期ゆえに、救いもここまでで・・・
まさに緊迫感あったし、ラストの夕霧に感動した!
村上もとかを褒め称えたいぜよ!
30年前、週刊少年サンデーで連載されていた「六三四の剣」を手掛けた人間とは思えへんわ。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
仁の「死も救いの一つ」の一言も、医師故のこと。
◆
次回、殺人現場で、「佐分利」の文字が刻まれたメスが・・・!
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