ボスの歌詞に自分を照らし合わせて | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

ボスの歌詞に自分を照らし合わせて

相変わらず、自分の部屋でこもりっぱなし。
食事に関しては普段食べている量より、落ちてきている。
夕方になると、自分がうつであることを忘れるくらいテンションが上がっている。
そういえばそうだ。
勤務していた時代、夕方になるとなぜかイキイキとする。
これもうつ病の特性なのだろうか。

ずっとうつ気分でなくても、周期的に訪れるうつ気分もうつ病の1種なのです。

で、ワタクシはある曲のことを突如思い出した。
ブルース・スプリングスティーンの「Streets of Philadelphia」。
ほんの16、17年前やったかなぁ、ミナミの映画館で観た、
トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」。
エイズとゲイに対する偏見を描いた秀作で、この曲は、エイズを理由に大手法律事務所を解雇され、
敵対していた弁護士の協力を仰ぎ、権利を勝ち取るまで戦った、
トム・ハンクス演じる主人公のベケットの叫びと孤独を代弁している。



歌詞の意味はわからんけど、
うつ病とエイズ、病気は違えど、孤独の寂しさは同じやと思う。

男の寂しさを代弁してくれるのなら、6月に観にいった映画「レスラー」の主題歌
「The Wrestler」も同じやと思う。


今の自分は、
草原で幸せと自由を味わっている一つの芸しか出来ない仔馬であり、
塵と小麦だけを詰められた案山子であり、
懸命に道を歩いてゆく足の悪い犬と同じ。
自分はいつも何かを失って去っていく。
それ以上何か望むのか。

My only faith is in the broken bones and bruises I display
(俺が信じるものはただ、自分自身の傷ついた骨と傷の中だけにある。)