単なる「不良礼賛」映画ではない!「クローズZEROⅡ」
金曜日は有休取って、昼映画、夜サッカー。
で、まずは北摂某所のシネコンで「クローズZEROⅡ」を見る。
大反響を巻き起こした人気漫画「クローズ」の、
本編の主人公である坊屋が鈴蘭高校にくる前の出来事を描いた「クローズZERO」の続編。
前回の鈴蘭高校での滝谷と芹澤の派閥抗争から一転し、
今回は鳳仙学園高等部との全面戦争を描く。
まさに「レッド・クリフ」を彷彿とさせる全面戦争が展開されます。
図式で言うなら、鳳仙学園が80万軍勢の曹操軍で、鈴蘭高校が劉備・孫権連合軍。
ラストの激闘が壮絶さを物語ります。
三池崇史監督の手腕に流石・・・!
心にズシリと来たのが
①リンダマンが滝谷に言った「すべて潰せ、ゼロになれ。」の真意。
②ロックバンドRIZE(CHARを父に持つJESSEのバンド!)のドラマー金子ノブアキの活躍。
③やべきょうすけの存在が、単なる「不良礼賛」映画ではない!ことを実証したこと。
その真意を知りたければ、実際映画館に来ることやね。
「レッド・クリフ」の戦闘シーンは、ほとんどがデジタルCG加工を施されているが、
「クローズZEROⅡ」の戦闘シーンは、すべてリアルファイト。
リアルファイトならではのゴツゴツ感が、ドルビーデジタル5.1chの、「.1」の部分にズシリと響いた。
でも、観客のマナー、特にフケてきた中高生のグループには閉口。
前の席に足置いたり、おしゃべりでうるさいし、携帯の電源は切らないし
こいつらにモラルはないのか!