萩原も、ナベツネや堤義明と同じ思想とは・・・
Jリーグ2部の東京ヴェルディは、2日の株式総会で
小湊義房の代表取締役社長ほか1名の取締役新任、1名の監査役就任と、
萩原敏雄代表取締役会長兼社長、ラモス瑠偉常務取締役ほか1名の任期満了による取締役退任を発表。
これを受け・・・
2日の株主総会でJ2東京Vの代表取締役会長兼社長を退任した萩原敏雄氏(72=元日本テレビ社長)が、サッカー界を去るにあたって最後の熱い思いをぶちまけた。3日に東京・稲城のクラブハウスを訪れ、関係者にあいさつ。経営悪化でクラブの先行きが不透明な状況とあって、選手には「勝つことが経営にとってもいいこと。全員が経営者のつもりでやってほしい」との言葉を送った。
一方で、チーム名に企業名を入れることを禁止しているJリーグの方針には
「女子は日テレ・ベレーザでいいのに、なぜ男子がダメなのか」
と問題提起し、株式譲渡先として交渉していた複数の企業も
企業名をチーム名に入れられれば引き受けてくれた可能性が高い
と“Jリーグ改革”を訴えた。だが、Jリーグの鬼武チェアマンは「理念に反する。検討することもない」とピシャリ。最後の願いも届かなかった。
※スポーツニッポン4月4日7時00分配信分より引用。
結局、東京Vのお偉いさんは地域密着より金の事しか考えていなかったか・・・
約15年前、同じ言動を当時ヴェルディ川崎に出資していた読売新聞東京本社のドン・ナベツネが発言し、
川淵チェアマン(当時)と問答を繰り広げたことを思い出せ。
地域密着による地方の活性化を標榜しているJリーグはプロ野球と思想が違う。
ナベツネは自分とこの新聞が売上世界一になれればどうでもいいとしか思ってないし、
東京は日本の中心、他の地域はU局しか映らない田舎としか思っていないからね。
先日、アイスホッケーチームの西武プリンスラビッツが、
誰も引き受ける企業がいなかったため解散になった。
そもそも、西武プリンスラビッツ、もとい、西武鉄道とコクドは、
約30年前、福徳相互銀行アイスホッケー部解散により、
日本リーグを4チームで行わなくてはならない危機に
当時の西武鉄道のドンである堤義明が、西武鉄道を枝分かれし、
国土計画(後のコクド)アイスホッケー部を設立し、消滅の危機を逃れた。
無論、企業の宣伝効果優先で、地域密着の事しか考えてなかったからね。
平均観客動員数が1000人ということも、誰も手を挙げなかった原因の一つ。
正直、東京=日本という考えしか持っていない人間に、スポーツクラブを経営する資格はない。
こんな思想を持つ人間が、かえって夕張市の様に、財政再建団体に陥る市町村を増やすからね。
東京読売巨人軍なんて、日本各地に熱狂的なファンを持つ反面、”足元”はスカスカ。
東京ヤクルトスワローズに”足元”を狙われるのは当然。