2009年Jリーグ分析・J1編⑤
◆名古屋グランパス(愛知県名古屋市)
今年のスローガン>Never give up for the win.-その先の感動へ-
監督>ドラガン・ストイコビッチ(2年目)
IN>ダヴィ(札幌)田中隼磨(横浜M)久場光(流経大柏高)
OUT>ヨンセン(清水)三木隆司(徳島)米山篤志(栃木)藤田俊哉(熊本)
昨年は優勝争いに大きく加わるなど、話題に事欠かせなかったピクシー・グランパス。
今シーズンは新たな得点源としてダヴィを獲得し、ヨンセンの抜けた穴を大きく埋めることは確実。
勢いのある若いタレントを多く揃え、昨シーズンの屈辱をバネに逆襲だ!
その先にはアジア、世界へ。
<この選手に注目!:FWダヴィ>
札幌から移籍金3億円(推定)でやってきた期待のストライカー。
底知れぬ身体能力は札幌時代で証明済み。
奴を止めるにはレッドカード覚悟で!
◆京都サンガ(京都府京都市)
今年のスローガン>前へ。PASSION REALITY OVATION
監督>加藤久(3年目※J2時代含む)
IN>豊田陽平(名古屋)金成勇(朝鮮大=韓国)ディエゴ(東京V)中村充孝(市船高)
OUT>森岡隆三(引退)フェルナジーニョ(帰国)徳重隆明(徳島)斉藤大介(仙台)
”エレベーターチーム”の汚名返上を果たした昨シーズン。
(昨シーズン途中に加入したDF水本の力もあるけど)
今シーズンはより攻撃的になるため、北京五輪代表で唯一本大会で得点を挙げたFW豊田を獲得。
シジクレイ頼みの守備主体からより攻撃的なチームへ、進化が始まった。
<この選手に注目!:FW宮吉拓実>
昨年9月21日のvsG大阪戦@西京極でデビューした、現役高校生のホープ。
京都史上最高逸材の呼び声が高く、U-17日本代表では主力の1人として期待がかかっている。
目指すは松井大輔(現:サンテティエンヌ=仏)越え!
◆ガンバ大阪(大阪府・吹田市を中心とした北摂地域全域)
今年のスローガン>SHOBU~そして、ワールドスタンダードへ~
監督>西野朗(8年目)
IN>高木和道(清水)チョ・ジェジン(全北現代=韓国)パク・ドンヒョク(蔚山現代=韓国)レアンドロ(神戸)
OUT>福元洋平(大分※リース→千葉※リース)
昨年、リーグでは不振だったものの、アジアチャンピオンズリーグ&天皇杯を制覇。
クラブワールドカップでは、マンチェスター・ユナイテッドとバチバチファイトを繰り広げたガンバ大阪。
今シーズンは大型補強を施したものの、チョ・ジェジン、レアンドロ、加地、二川が故障で開幕微妙。
富士ゼロックス杯では大惨敗を喫したことで、方向性に雲行きが・・・
<この選手に注目!:MF宇佐美貴史>
IN・OUT欄には掲載していないが、もっとも注目すべき選手が彼。
”日本代表製造工場”の異名を持つガンバ大阪ユース史上最高傑作。
U-13から各世代の日本代表に選出されていることが証明されている。
宮吉(京都)と共に、関西Jは現役高校生が盛り上げる!
続く!