2009年Jリーグ分析・J1編④
◆アルビレックス新潟(新潟県・新潟市)
今年のスローガン>Change!Challenge!Communication!監督>鈴木淳(4年目)
IN>大島秀夫(横浜M)ブルーノ・カスタニェイラ(G大阪Y)チョ・ヨンチョル(横浜C)ジウトン(C大阪)
OUT>寺川能人(湘南)海本慶治(引退)
鈴木体制も4年目。
昨年は負傷者続出で、これが災いしてか、残留争いに加わってしまい、
かろうじて最終節で残留を決めた。
昨年は横浜Mを戦力外になった大島を獲得し、
選手層も27人と増え、より充実したシーズンを送ることになるだろう。
<この選手に注目!:FWブルーノ・カスタニェイラ>
今や”日本代表製造工場”の異名を持つまでになったガンバ大阪ユースから入団した、
ブラジル出身の若武者が新潟入り。
昨年はJユース杯でガンバ大阪ユースの優勝に大きく貢献。
チームの躍進如何ではロナウド以上の怪物に大化けする可能性大かも。
◆清水エスパルス(静岡県・清水市)
監督>長谷川健太(5年目)
IN>ヨンセン(名古屋)永井雄一郎(浦和)木島悠(筑波大)太田宏介(横浜C)
OUT>和田拓三(千葉)高木和道(G大阪)西澤明訓(C大阪)矢島卓郎(川崎F)
3シーズン連続5位以内と着実に進化している”健太エスパルス”。
ナビスコカップでは準優勝に終わったものの、若い戦力を積極的に起用したことで、
2009年の地固めはきっちりできた。
今シーズンはヨンセン、永井の獲得でもっと攻撃的になることは間違いないだろう。
”健太エスパルス”5年間の集大成をとくと見たまえ!
<この選手に注目!:FWヨンセン>
名古屋から移籍してきた今年35歳の元ノルウェー代表。
名古屋時代はチームの得点源として大きく貢献。
この経験を清水でどう生かすか。
◆ジュビロ磐田(静岡県・磐田市)
今年のスローガン>原点回帰 SPEEDY ACTION 2009
監督>柳下正明(新任)
IN>吉原慎也(川崎F)那須大亮(東京V)本田慎之介(富岡高)
OUT>名波浩(引退)田中誠(福岡)川村崇大(東京V)
昨年は積極的な補強で勢いを取り戻したかったんだけど、逆に残留争いのアリ地獄に加わってしまい、
J1・J2入れ替え戦でかろうじて残留を決めた。
札幌時代は若手育成に手腕を発揮した柳下コーチを昇格させ、
勢いを取り戻せるか勝負の年になる。
<この選手に注目!:DF那須大亮>
柳下監督から磐田再建のキーマンに挙げたのが、東京Vからやってきたこの男。
横浜M、東京Vで培われた経験を、磐田再建に捧げる。
アテネ五輪代表まで各カテゴリーで日本代表に選ばれた男であるだけに、
活躍すれば、岡田ジャパンの守備陣に食い込む可能性は大。
続く!