2009年Jリーグ分析・J1編③
続き!
◆FC東京(東京都)
今年のスローガン>Moving Football~見ている人の心を動かせ~
監督>城福浩(2年目)
IN>平松大志(水戸)中村北斗(福岡)田邉草民(国学院久我山高)米本拓司(伊丹高)
OUT>萩晃太(甲府※リース)増嶋竜也(京都)リチェーリ(バイーア/ブラジル)
昨シーズン、U-15、U-16、U-17の日本代表を指揮した城福監督を迎え、
「ムービングフットボール」を掲げ6位と躍進したFC東京。
今シーズンは更なる進化を遂げるため、J2と高校サッカーから優秀な人材を補強。
だが、2月22日に行われたオープン戦のvs札幌戦で逆転負けを喫し、これからに対し不安が残る。
<この選手に注目!:MF中村北斗>
福岡で主力として活躍していた中村北斗がJ1の舞台に再び挑む。
福岡時代、J1で戦ったのは’06年1シーズンのみ。(リーグ戦30試合4ゴール/カップ戦2試合)
さらなる望みを高めるため、移籍を決断。
新天地で躍進はあるのか。
◆川崎フロンターレ(神奈川県・川崎市)
今年のスローガン>ONE STEP
監督>関塚隆(復帰)
IN>矢島卓郎(清水)登里享平(香川西高)
OUT>我那覇和樹(神戸)箕輪義信(札幌)吉原慎也(磐田※リース)
川崎躍進の立役者となった関塚監督が半年ぶりに復帰。
体調万全で挑む今シーズンは、’07年以来にアジアチャンピオンズリーグに挑むことになるが、
目立った補強は矢島のみ。
だが、中村憲、寺田、川島と日本代表に選出された選手が自信を高め、チームを鼓舞。
面白いチームになりそうだ。
<この選手に注目!:DF寺田周平>
昨年は国際Aマッチ初出場(5月27日・vsパラグアイ戦)を果たし、(歴代4位の年長記録)
DF中澤(横浜M)の離脱中は代役を務めた大型センターバック。
チームの躍進と日本代表の経験が化学反応を起こし、さらなる高みを高めてくれるだろう。
◆横浜Fマリノス(神奈川県・横浜市)
今年のスローガン>Enjoy・Growing・Victory
監督>木村浩吉(2年目)
IN>渡邊千真(早大)斉藤学(横浜MY)阿部陽輔(旭川実業高)了東好(釜慶高=韓国)
OUT>乾貴士(C大阪)大島秀夫(新潟)田中隼磨(名古屋)
昨年はナイキとのタイアップによる「俺たちのFマリノス」キャンペーンを繰り広げたものの、
成績不振により桑原隆監督を解任。J2降格の危機に瀕したものの、9位で終わった。
今シーズンは若いタレントを多く獲得し、悪循環を断ち切りたいところだけど、
守備陣の高齢化は避けきれず、この点が課題になるだろう。
横浜開港150周年の今年、優勝を狙いたい気持ちは分かるけど・・・
<この選手に注目!:FWハーフナー・マイク>
昨年1年間は福岡へレンタル移籍。(26試合出場7ゴール)
ストライカーとしての自信を高め、横浜凱旋。
水沼宏太と(父親が元Jリーガーの)2世タッグを組めば、横浜の躍進は保障したも当然。
続く!