また完全失業率の悪化を招きかねない。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

また完全失業率の悪化を招きかねない。

昨年10月の廃業後も、元従業員らが自主営業を続けている東京・JR品川駅前の「京品ホテル」を巡り、東京地裁は25日、元従業員らを立ち退かせる強制執行をした。

 同ホテルの経営会社「京品実業」(東京都港区)が、自主営業を支援している労働組合「東京ユニオン」を相手取り、ホテルの明け渡しを求めた仮処分申し立てで、同地裁は今月15日、「従業員に(営業の)再開を求める権利はない」などとして明け渡しを命じる決定をしていた。

※読売新聞1月25日12時04分配信分より引用。


この京品ホテルを巡る問題、昨年秋に経営破たんを起こした

リーマン・ブラザースの日本における子会社であるサンライズ・ファイナンスが大きく絡んでおり、

京品ホテルの従業員が、六本木ヒルズ森タワーにあるサンライズ・ファイナンス本社を訪れたが

門前払いを食らわされた。

リーマン・ブラザーズと、ホテルをリーマン・ブラザーズ系の子会社に売り渡した

京品実業のお偉いさんは、たかが従業員の分際で!と上から目線でモノを言わせてる。

そもそも、金融危機を招いたのはリーマン・ブラザーズにあるのにねぇ。

これが原因で相次ぐ派遣切り、ホームレスの増加が発生しているのによぉ、

上から目線で見ているお偉いさんは優雅な高級料理食って、高級ワインをのんきに飲んでいるんだぜ。

酷いと思わないか?「お前ら従業員の生活のことなんて知るか!」ってね。


京品ホテルの元従業員一同は石原都知事に経営者側による理不尽きわまれない惨状を訴え、

再就職のあっせんなど何か救済策を求めるべきだ。

彼らは日雇い労働者や派遣社員同様、働きたくても働き口がない。

京品ホテルの従業員は宿泊業や飲食業に精通している。

仮に経営者&リーマン側が跡地に新たなホテルの開業を仕掛けることを考えたら、

敵対で近くにビジネスホテルを開業して、経営者側のホテルの客を奪い取るのも手だが。


最近、大阪市住吉区で元契約社員の男性が餓死するという悲惨な出来事が発生した。

死後1ヶ月経過し、所持金90円しかなく、生活保護を訴えても行政は耳を傾けなかった。

元従業員も餓死を辿るのか!経営者側一同よ!