日本のプロレスが窮地に立たされる・・・
日本テレビが深夜に放送していた「プロレスノア中継」が
来年3月をもって打ち切りになるそうだ。
大阪の読売テレビがいち早く9月をもって放送が終了し、
毎週楽しみにしていた視聴者の抗議の声に耳を傾けた同局の少数派が動くかと思われたが、
結果は“親会社”の決断により、視聴者の希望を打ち砕いた。
相撲中継も相変わらずNHKの夕方の時間帯で中継し、
K-1、DREAM中継がゴールデンでチヤホヤされている状況で、
プロレス中継は蚊帳の外。
頑張っているのはテレ朝の「ワールドプロレスリング」と
テレ東で月イチで放送している「ハッスルSP」くらいだろうか。
地上波民放テレビ局は数字(視聴率)を取ることしか考えなくなった。
意欲を打ち出した番組が低迷で打ち切りの連続だし、
深夜枠で人気があった番組を強引にゴールデンに昇格させたり、
ドラマも漫画原作モノが多くなってきた。
アニメ番組が深夜や週末の早朝に追いやられ、
かつてドル箱カードと言われた巨人戦中継も縮小傾向。
地上波民放テレビ局は視聴者満足度を高めなくちゃいけないのに、
気がついたら、視聴者を置き去りにしていた。
(データ捏造や「やらせ」も、地上波民放テレビ局信用失墜の原因の一つだ!)
このまま行ったら、人々はCS局やブロードバンドに移り、
(デジタル完全移行となる)2011年7月24日が来る前に、
地上波民放テレビ局は地方の系列局ごと姿を消すことになるだろう。
見たい番組があるのなら、自分でお金払って見れば?
ファイティングTVサムライもあるんだし。