【ネタばれ注意!】サラリーマン金太郎(第10話)
大島元社長の側近にわき腹を刺された金太郎。
病院に運ばれたものの、意識不明の状態に。
暴走サラリーマンの運命はいかに?!
元暴走族と官僚出身のエリートの対決もクライマックスに!
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意識不明のまま病室のベッドに寝ている金太郎だったが、
忍び込んだ側近のドスを素手で握るなんて、
恐るべき精神力。
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側近を咎め、「殺人には関わっていない!」と逃げる大島だったが、
鷹司はそんな大島を見捨てた。
鷹司はその足で大和会長と接見し、
東京中央銀行から借りている3000億円の返済を迫ろうとする。
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復讐心に燃える椎名は部下と共に、大島拉致を企てようとするが、
現れたのは金太郎だった。
復讐じゃ何も解決できない。
金太郎のとった行動は正論だった。
金太郎は大島にプロジェクトへの協力を求めるが、突っぱねられるものの、
まだ大日本製鉄の正式合意を得られていないことを伝えられ、行動に。
鷹司に訴えるものの、まったく相手にされない。
そこに大日本製鉄の山下社長が現れ、プロジェクト合意を得られたんですが、
鷹司は1週間後の3000億円の返済を爆弾にした。
返済されなければ、プロジェクトは藻屑となり、
ヤマト建設は鷹司に乗っ取られることに。
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返済当日、鷹司は東京中央銀行の役員を連れてヤマト建設本社に乗り込んできた。
土下座する大和会長を尻目に、鷹司はあざ笑うが、
そこに、金太郎と加代ばあちゃんが現れ、
加代ばあちゃんは新日本銀行の頭取を連れ、ウルトラC級の金融解決策を提案し、
危機は回避できた。
こんな提案を出されたら、鷹司は何も手が出せずじまい。
この後、屋上に来た金太郎と鷹司ですが、
激しく殴り合ったあと、
「広いなぁ、空って」
「ああ」
の言葉が心にびびいた。
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後日、金太郎はアフリカのナビリア共和国での開発事業のため、単身赴任を志願する。
美鈴に、ナビリアから帰国したら再婚しようとプロポーズし、美鈴は受諾する。
そして、人それぞれのこれからが・・・
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最終回の燃えセリフ。
一緒にやるんだよ!
仲間として!
会社内の派閥争いも同じ穴のムジナ。
元暴走族だろうが、元国土交通官僚だろうが、
いがみ合えばいがみ合うほど、特別な感情が出てくる。
ダチのために体を張るのは当然だもんな。
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と、テレ朝版「サラリーマン金太郎」を語ってまいりましたが、
それぞれの色、それぞれのアプローチがあるんだな~って、つくづく感心しちゃいました。
もし、続編をやるんなら、マネーウォーズ編をやってもらいたいし、
細川茂樹がCOOLに決まった印象が良かったので、
鷹司が主人公のスピンオフ映画も作ってほしいんだよね。
最近のテレ朝、「相棒」「只野仁」とテレビドラマからの映画化が好調だってことを考えたら。
さらに来年早々、ヤングジャンプ創刊30周年記念作品として、
「サラリーマン金太郎」の新シリーズが新連載で登場。
ますます「サラリーマン金太郎」から目が離せなくなったわ。