【ネタバレ注意!】サラリーマン金太郎(第5話)
地獄の荒船山バイパス工事編、後編。
原作の持つ破天荒さが先行しているけど、
渦巻く人間関係も、このドラマの本質だってことを思い知らされました回でした。
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ダイナマイトに直結した導火線の火を食い止めた直後、
金太郎が一ツ橋に命がけで詰め寄っても、一ツ橋は動じなかった。
梃子でも動かぬ一ツ橋をよそに、金太郎は単独で進めることに。
だが、苛立ちから自分を見失うが、
お見舞いに来た美鈴の登場が、金太郎の方向性を見つめなおし、
工事進展にプラスになるんだよね。
まさか、一ツ橋と美鈴の関係が・・・とはね・・・。恐るべし。
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大島前社長が仕組んだヤマト建設と一ツ橋土木の裏取引がマスコミにリークされ、
混乱回避のために、鷹司は他の土木業者と組んで再開することを進言するが、
金太郎を信じている守之助会長と黒川社長が却下。
しかも、裏取引の件、マスコミに流したのが、京子だった!
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この噂は、現場に届き、金太郎と一ツ橋を一触即発の状態に。
その件に現れたのが、黒川社長。
2億円の小切手を一ツ橋に差出し、正式な取引であることと、
現場の最高責任者が金太郎であることを確認した。
その一方、敗北感と屈辱感に浸かっていた金太郎に、
黒川社長の「勝手に仕事を終わらせるな!」の檄で目が覚めるんだよね。
失意のヒーローがあることをきっかけに目覚める事になるんだよね。
金太郎と一ツ橋の力比べのシーンで迫力伝わったわ。
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現場が一つになりかけた瞬間、地震によるがけ崩れが発生し、作業員が生き埋めに。
金太郎を先導に作業員が仲間救出に全力を注ぐんだよね。
本宮ひろ志が週刊少年ジャンプ時代で培われた「友情・努力・勝利」が
ここでも生かされたシーンに素晴らしさを感じました!
同じ原作を題材にしたドラマをリメイクしたものの、
すっかり、永井大の色に染まってますね。
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次回はセレブと禁断の恋愛に、金太郎出生の秘密、
そして、黒川社長が金太郎に一撃?!
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今回の燃えゼリフ
てめぇらが一人でも死ぬような事があったら、
俺も死んだらぁ!!
大切な仲間の命は自分の命と同じ。
仲間を思いやる気持ちが、金太郎のこの言葉に表れてますね。