スタン・リー万歳!
いつの間にか、アメリカ映画界はアメコミ2大ブランドに占拠されてしまった。
「スーパーマン」「バッドマン」のDCコミックス。
「スパイダーマン」「X-MEN」のマーベルコミック。
またしてもアメコミからスベらない快作の誕生となった。
勢いに乗るマーベルからである。
日曜日、「アイアンマン」を見に行ってきた。
まさにスベらない快作そのものでしたね。
女とユーモアを愛する軍需産業会社社長のトニー・スタークが、
視察先のアフガニスタンでテロリストに拉致され、
襲撃の際に爆弾の破片が心臓手前に達する胸部を負傷し、
自分が開発された兵器が悪用されている事にショックを覚え、
自らへの贖罪を込めて、天才的頭脳と豊富な資金を駆使してパワードスーツを開発し、
テロリストに戦いを挑むという作品。
ところが、その背景にはとんでもない黒幕が・・・
原作では、トニーが(生命維持のため)装着したら
死ぬまで2度と脱げないパワードスーツに身を包んで戦いに挑んでいるが、
映画の方では超小型の生命維持装置を体内に組み込み、
戦いに挑む時、パワードスーツを装着するスタイルというわけ。
マーベルコミックの頭領、スタン・リーだから出来た納得の原作を、
ロバート・ダウニー・Jrの自堕落なキャラクターに、
ILMによる脅威のVFXと、スカイウォーカーサウンドによる音響設計が、更に高めてくれた。
まさにスベらんなぁ~って感じでした。
作中、スタン・リーは作中、一シーンだけ顔を出します。
(おじいちゃんになっても、第一線で活躍中。現役バリバリだって!)
あ、エンドクレジットが終わっても、今後を匂わすシーンが
最後の最後に挿入されていますのでご注意を!