優しい死より破天荒な死が好みな方へ | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

優しい死より破天荒な死が好みな方へ

この後、1時間のインターバルを置いて、「イキガミ」を見てきた。

平和国家維持のため、無作為に国に殺される若者の
最期の24時間を三者三様に描いてますが、
死亡予告証を配達する藤本を演じた
松田翔太がメチャかっちょ良かった。
自分の役割に苦悩しつつも、冷静に役目を全うする姿に感動した。
「花より男子ファイナル」とは一味違った表情を見せてくれました。

展開を見て、「バトル・ロワイヤル」を連想してしまいそうだが、
「バトル・ロワイヤル」は中学生同士の殺し合い。
「イキガミ」はロシアン・ルーレット的にナノマシンが入ってしまったら、
成人前後でジ・エンドの話。

命の尊厳を問いただした作品に仕上がって、損はなし。

ほぼ同時期に公開された「おくりびと」が好反応を呼んでいるが、
優しい死を迎える展開より、
破天荒な死を望む展開を求めたいならオススメかも。
ラストのシーンは、将来のテレビドラマ化を匂わせており、今後に期待が・・・
(だって製作プロダクションがテレパックだってことを考えたら)


ちなみにワタクシはホモではありません。
念のため。