喜びも悲しみも幾年月

福岡ソフトバンク・ホークスの王貞治監督が、
本日、監督を退任することになった。
福岡ダイエー・ホークス時代から
この在任14シーズンの間、
忍耐も歓喜もあったし、
プロ野球改悪問題にも巻き込まれたこともあった。
ワールドベースボールクラシックの時には
日本代表の監督も兼任し、初代王者に輝いた。

この後の代償がとてつもなく大きく、ご高齢であること。
50年野球漬けの毎日を送ってきたことを考えたら、
退任はいい選択だと思います。

王貞治さん。
あなたは長嶋茂雄並みの野球愛の持ち主でした。
日本野球を文化の域に高め、
人気がイマイチだったパ・リーグの地方のチームを率い、
全国区の人気を勝ち得ました。

唯一心残りだったのは、
アメリカのメジャーリーグでプレーしたかったことでしょうかね。

喜びも悲しみも幾年月なり。