【北京オリンピック】日本柔道よ、「JUDO」に向え。
今回の北京オリンピック。
日本柔道は、大苦戦を強いられた。
日本男子の成果は内柴正人(66㌔)と石井慧(100㌔超)の金2つのみ。
過去のオリンピックではワースト2位。(ちなみにワースト1位は’88年ソウル大会の金1個)
苦しんだ最大の理由が、細かくポイントを稼ぐ欧州式に対応できなかった。
(外国勢が注意、指導を受けるのは当然。)
石井は”あくまで勝ちにこだわる柔道”にいち早く取り組んだ。
ブラジリアン柔術の道場にも出稽古に赴き、寝る間を惜しんでのビデオ研究。
相手の弱点を突く柔道は「汚い柔道」と揶揄されるが、
嘉納杯、オーストリア国際、カザフスタン国際、全日本選手権と無敗で代表を勝ち取り
結果で黙らせた。
今回のオリンピックでも、自分の「JUDO」を貫き、準決勝まで一本勝ち。
決勝で相手の指導を2つ誘い、優勢勝ち。
いかに”あくまで勝ちにこだわる柔道”にたどり着くまでどれだけ苦労したかが分ると思う。
日本柔道復活の鍵は、石井慧の姿勢にあると思うね。
日本柔道は「JUDO」に向え。