りぼんスペシャル夏休み大増刊号(破)
続き!
◆「コイビト証明証」(優木なち)
いきなり的外れな質問を出すなんて、この男は!
しかも、ヒロインが、「ヤングジャンプとかに」だって・・・。
確かにヤングジャンプのグラビアに、ハズレはないんだけどさぁ。
最近ではバカドルのスザンヌや、平野”ハルヒ”綾も登場しているし。
平野綾よ、あなた何者ですか?ってツッコミたくなるよ!
暴走してスマン!
今回のヒロイン、小島まどかを見てさぁ、恋愛シュミレーションゲーム「キミキス」の摩央姉ちゃんを
連想してしまうのはワタクシだけ?
これまでの作品を読んでるとさぁ、「キミキス」のキャラクターデザインを手がけた
高山箕犀(たかやま きさい)の影響を受けてない?
秀逸だったのは後半の夏祭り。
そこから一気にキスシーンになだれ込む!
そこが一番良かったんですけどね。
◆「ぼくのリリィ」(彩原その)
村の唯一の映画館が、一人で切り盛りしていた祖父の逝去により閉館する事になった。
この展開って浅田次郎著の「オリヲン座からの招待状」(「鉄道員-ぽっぽや-」収録)を
連想してしまうんだよね。
でも、物語の力は、想像以上に突き動かす力を持っている事を実感した作品でしたね。
怖い作品より、こっちの方が救いありかな。
◆「ビーンズ」(大岡さおり)
小学6年生の女の子が恋しちゃったのは、中学生の男子?
この手のネタ、椎名あゆみの傑作「ベイビィ☆LOVE」で使用済みやん!
下手すれば、幼児誘拐になりかねないけど、
小学6年生の女の子の身長が160cmじゃ、何も文句言えないよな。
この作品で、大岡さおりは絵のレベルを更に向上させた。
「ケーキ占い」のイラスト&漫画を担当したことで、
「にじいろ恋旅館」の頃より更にモエ~っと来るんだよね。
(エロっぽい絵柄を含めて)
クセになりそうやわ。
あと、食べ物を粗末にするな!
◆「チョコミミ」(園田小波)
ちりんちりんのリフレインに爆笑。
◆「べらぼ~にブラボ~」(園田小波)
今回は「チョコミミ」だけじゃない。園田小波の新作ショートが掲載される事を。
印象はねぇ、何か絵柄をちょこっとイジッただけで、別マ風?
悪気はないんだよ。園田。
◆「らびにゃんアリス!」(佐藤ちまき)
何かコント?
◆「不思議の花園」第4話(武内こずえ)
「マジョカル☆マジョカル」との並行作業で行われた、武内こずえのシリーズ連載も最終章。
微笑む右京の秘密を知った時、驚愕を感じてしまうんだよね。
並行作業でヒーヒー言ってても、これだけいい仕事が出来た事に秀逸。
たけうっちを侮蔑している人間は、幼稚園児より知能が低いね。ププッ。
大体こいつらの支持している漫画家って、ストーリーの面白さより、人気だけで選んでいるからね。
こんなクソみてぇな漫画家の存在が、かえってりぼんをダメにしていることに気づいていないんだよね。
こんな漫画家を支持している人間って、
真っ当な定職についているはずが、日雇い派遣でその日暮らし生活を送っている
ネットカフェ難民の存在を完全に否定しているんとちゃう?
彼らだって、安定した定職につきたいんですよ!
漫画家だってまじめに働いてるんだよ。
その気持ちを無視して、ヘラヘラと「りぼんにいらない」と堂々と抜かそうなんて、イキがりすぎ!
漫画家も生活がかかっているんだよ!
無能な連中の理不尽な言動で仕事を奪われちゃ、ハラワタ煮えくり返りますよ!
今のりぼんに必要なのは、将来のTVアニメ化前提の呪縛に縛られない優れたストーリーと、
魅力あるキャラクターが必要。
たけうっちには、その素質が十分あるんだよ!
アニメ化希望だけで作品を選ぶな!クソガキが!!
見たか!これが現実だ!!
◆「自殺ヘルパー」第4話(いしかわえみ/原作:吉成郁子)
このシリーズ連載も最終話。
今回の話は、かえって考えさせられる部分も多かったしね。
人間真っ当に生きたいなら、苦悩や挫折は避けられない。
叩き叩かれ叩かれて、次第に強くなっていく。
最近、ロバートの山本が、ボクシングのプロライセンスを取得したが、
ボクシングを始めた理由が、ストレス解消だけではなく、
スポーツ万能でありながら筋トレ嫌いで、
しかも舞台でスベってヘコんでしまうメンタル面を克服したかった。
ボクシングのトレーニングを始めたことで、これらの事も克服したからね。
何故、人は自殺しようと考えるのか、このDVDを観て考えろ!
<何故ゴールデンゲートブリッジは自殺の名所と呼ばれるようになったのか?
これで、いしかわえみは今の連載陣を脅かす存在にまで成長し、
本誌7月号に掲載された「黒いプロフィール」もある程度の手ごたえをつかんだと思う。
「お仕事人カタログ」だけの人間とはちゃうちゃう!
編集部はアニメ化前提で描くように迫っていることを考えたら、
いしかわえみの次回作は、既にアニメ化されているジャンプ作品を手がけた方がいいでは。
いしかわえみの手腕なら、「ロザリオとバンパイア」がマッチしていると思うね。
魅力あるヒロインたちにスポットライトを当てたスピンオフ漫画なら、
りぼんとジャンプスクエア、両者にメリットはある。
この秋にはTVシリーズ第2弾の放送が決定しているしね。
ファン増は至上命題だってことを考えたら。
◆「月刊マン研のすべて」(一ノ蔵トメ子)
お宅、KYか。
掲載する雑誌、間違えとるんとちゃう?
りぼんで生き残るためなら、上村とアキバモエコのレベルを維持したほうがいいかも。
他のキャラはキモい。早く逝ってくれって感じ。
第1回金のティアラ賞で、緊急に設けられた賞もらって調子付くな!
◆「BUTTON HOLE」(南城光)
吉村緑同様、ショートだけなら十分戦力になると思う。
◆「ココロシテ、ココロシルシテ」(風海ひゅう)
絵がいかにもハジけてるって感じやね。
ストーリーの面では、もっとガッツンガッツン攻めなきゃ!
◆「この空ぜんぶステージにして」(浜田七歩)
テンション高っ!
ただ勢いだけで走るのは、後に息切れを起こすって!
◆「はらって椿ちゃん」(シタラマサコ)
ギャグとしては上出来なんですが、絵が・・・
◆「あかり&まり子のどうでもいい話」(吉村緑)
ブラックさが更に増している!
「HIGH SCORE」の牙城を崩されそうな勢いやったわ。
◆「とのてん。」(キリエ)※佐藤キリエ改め
ストーリーもので活躍していた佐藤キリエが、キリエと改名しショートに転向。
殿様が主人公って・・・
しかも、なんでやねん!のツッコミ満載。
腰砕け。
続く。