30年ぶりの勝利はスネイデルのバースデーゴールで!
UEFA EURO 2008(TM)スイス・オーストリア
リーグ戦C組・第1節
<チューリッヒ>
ルーマニア 0<0-0/0-0>0 フランス
<ベルン>
オランダ 3<2-0/1-0> イタリア
前半26分<オランダ>ファン・ニステルローイ
前半31分<オランダ>スネイデル
後半34分<オランダ>ファン・ブロンクホルスト
映画「ベルンの奇跡」でも描かれたベルンでの決戦。
オランダが30年ぶりにイタリアに勝利した。
攻撃的布陣の象徴である3トップを捨て、ファン・ニステルローイの1トップに
カイト、ファン・デル・ファールト、スネイデルを並べた、4-2-3-1の布陣で。
(ま、基本は4-3-3なんだけどね)
この布陣が威力を発揮した。
先制をあげたのは、この日が24歳の誕生日を迎えたスネイデルのシュートが
偶然にいたファン・ニステルローイがチョンとあわせただけでゴール。
これでイタリアをパニックに陥れた。
圧巻だったのは2点目。
左SBファン・ブロンクホルストの強襲から、クロスをあげて、
右にいたファン・デル・ファールトが頭で落とした所に、
スネイデルのダイレクトボレーが炸裂!
FWの攻撃力より、中盤を厚くしたことで、世界王者イタリアを撃破。
一方のイタリアは主将のDFカンナバロの欠場が痛いし、
いくつもチャンスを作るも、決定力に欠ける。
ま、カッサーノが登場しただけでマシか。
もう1試合のチューリッヒでの試合は、フランスFWベンゼマの決定力が不発に終わった。
ルーマニアの守備的布陣に遮られた格好となったんだよね。