吉本興業はストライキで抗議しろ!
大阪府の橋下徹知事は5日、財政再建と公約実現のための「大阪維新プログラム案」を発表。府施設については、国際児童文学館や青少年会館など6施設を廃止。上方演芸資料館(ワッハ上方)は、ホール機能を廃止、展示機能・演芸ライブラリーは移転する。大相撲春場所の会場、府立体育会館の売却は見送った。
◆館長は怒り爆発 ○…移転を“宣告”されたワッハ上方の伊東雄三館長(60)は「橋下知事は(ワッハを)切ることしか頭になかったんじゃ」と怒りを爆発させた。すでに展示品の寄贈者からは「(移転なら)返してほしい」と要望が寄せられているといい、移転どころか消滅の可能性すらある。ワッハの入居ビルを所有する吉本興業も吉野伊佐男社長(66)名で「一方的に発表された決定は極めて遺憾」とコメントを発表した。
※スポーツ報知6月6日8時00分配信分より一部引用
これは吉本興業が怒っても当然だと思う。
ワッハ上方が入居している同じビルにはbaseよしもとがあり、
目の前にはなんばグランド花月がある。
開演時間までの時間をワッハ上方でつぶすということも可能じゃなかったんだろうかねぇ。
笑いの歴史を知る事だって出来るしね。
公演日当日のチケット提示で入場料割引だって可能じゃなかったんだろうか。
さらに、ワッハ上方のホールは、通天閣地下劇場に移転せざるを得なかった松竹芸能に
手を差し伸べることも可能だったんじゃないだろうか。
週末開催だけじゃ松竹芸能の営業規模縮小につながりかねないし、
勢いのある若手がアピールできる場所が減ってしまうし、
観客動員の面じゃ通天閣だと大幅ダウンする公算が高い。
吉本興業も東京浅草の雷5656会館で「よしもと浅草花月」を週末限定で開催し、
近くに浅草演芸ホールがあるにもかかわらず、ある程度の成果を得ているし、
共存共栄が成立しているんだよね。
この共存共栄の定理をワッハ上方再生案に盛り込めば。
それでも橋下知事がNOと言うのなら、吉本興業の全ての業務をストップさせて、
公演休止やタレントの営業派遣停止などでストライキを起こせばいいと思う。
他のタレント事務所や番組製作プロダクションにも呼びかけて、混乱を起こし、
橋下知事を困らせる。
橋下知事が打ち出した「大阪維新プログラム」は、狂人に刃物。
知事が公約として打ち出した「笑いのある大阪」に真っ向から矛盾している。