7月号(急)
続き!
◆「黒いプロフィール」(いしかわえみ)
ホラーもので自分の居場所を見つけたいしかわえみですが、
(りぼんスペシャルでの「自殺ヘルパー」はホラーか?)
この作品は黒いプロフィール帳をめぐる都市伝説ものなんですが・・・
強烈に怖かった!!!いや、マジで!
これで益々いしかわえみに注目せねばアカンなぁ!
あ、今の編集部はアニメ化前提を恫喝してくるから、アニメ化狙いより、
ジャンプグループの人気作の中で既にTVアニメ化している作品を
少女漫画風味でスピンオフさせた作品を手がけた方がいいのでは。
ワタクシとしてはジャンプスクエアの人気連載「ロザリオとバンパイア」(池田晃久)を
魅力あるヒロインたちにスポットをあてた1話完結ものをやってくれる事を希望したいねぇ。
これなら、いしかわえみがこれまでやってきた経験を一気に生かせると思うから。
◆「いちごオムレツ▼」(半澤香織)
相撲ネタに爆笑。
でも、有紗が「まわしって結構スースーするなぁ」って言ってくれれば
完全なセクハラなんですけどね。
さすが、(ある意味)少女まんがの進化系ですよね。
◆「コスモ日誌」(綾瀬ルナ)
1学期の終業式ネタに爆笑。
で、ワタクシ気づいて思ったんですが、このショートってさぁ、
絵柄とか、雰囲気とかが・・・「Girlsブラボー」「わいるどぴっち」のまりお金田を意識してない?
◆「君は坂道の途中で」第4話(持田あき)
前回のラストで、千治とのキスに後ろめたさを感じた亜由。
ずるずるムードを引きずったままになっていたんだけど、
千治の「・・・っせーよ 好きじゃわりーかよ!!」で救われたね。
(タケルの「怖かったよぉ」のコマの顔、汚ねぇなぁ。)
このまま想定外の展開につながるのか?!
◆「マジョカル☆マジョカル」第6話(武内こずえ)
前回、真珠が暴走した事に、「吉岡真珠はもういらない」と突きつけた北条の宣告。
孤立するかと思われたが、西島、日向、マルミが同情し、
そして、北条も・・・
打って変わって、後半は衝撃の連続でした。
北条は実は○○○で、○○○○○に、○○で○た。
そこで真珠を見て○○○○した。
この衝撃展開にはブッ飛んだね。
最後の最後でディープインパクト!
実は吉岡真珠は・・・
おっと、ここから先は言えねぇや。
読んだ人間が、「なるほどね・・・」って納得すると思うわ。
武内こずえが自身のブログで、この作品連載中、
りぼんスペシャルでのシリーズ連載「不思議の花園」との並行でハードだった事を考えたら、
最後の最後でこの仕掛けをもってくるとは・・・流石だ!
絵的にも話的にも一切の非はなかったにもかかわらず、
何でこんな作品、種村有菜と春田ななしか興味を持っていない知能の低い連中には
わかってもらえなかったんだろうね。
どうせ、種村有菜と春田ななしか興味を持っていない人間にとっては、
武内こずえなんてクソとしか思ってないか。
この2人だけ支持さえすりゃ、あとはどうでもいいとしか思っていないんだよなぁ。
知能の低い連中に良さなんて判るわけがないよなぁ。
こいつらにとって見れば「嫌も嫌も好きのうち」なんて死語。意味を成さなくなった。
こういった倫理観のない人間はねぇ、後に学校裏サイト依存によるネットいじめの果てに、
白昼堂々と無差別殺害事件を起こしちゃうんだよね。そう思わないか?
これが現実だよ!
正直申すと、武内こずえだって、「不思議の花園」との並行作業で大変な苦労をした。
プロとしての自覚を持っている以上、働いたらお金をもらいます。
なぜなら、生活がかかっているから。
ここまで必死にやってきた。
それにもかかわらず、心情を知らない知能の低い連中がここまでこき下ろすと言うのなら
「じゃあ、種村有菜と春田ななだけでも雑誌は出来るよな」ということになりかねないだろ。
(これは武内こずえだけでなく、同様の迫害を受けた漫画家にも言えることだ!)
もし編集部が納得できる対応をとっていたら、今頃は生活が安定していると思う。
こんな苦い思い出が原因で筆を折りたくない。
金と時間を無駄に費やしている負け犬として扱われ、
自分の居場所がないと感じられるような形では残りたくない。
先の2人と同じチャンスを、武内こずえにも与えて欲しいよ!
―――武内こずえにも責任がある。
知能の低い下等生物にナメられていることに気付いていないのか?
作中456pの、このモノローグに気付いてないのか?
どんな状況だって。
どんな自分だって。
変えられる。
どんな人間だって 変わる力を持っているんだ。
お前、この言葉を否定するのか?
これ以上ナメられたくなければ、自ら行動を起こせ!
いっそのこと、りぼんの対象ターゲットである小中学生女子を無視した漫画を描くことを勧めよう。
大丈夫だよ!こいつらは種村有菜と春田ななしか眼中にないためスルーするから。
そのための「バカを突き放せ」だもん。
ワタクシは、以前「競泳ものを描いた方がいい!」と言いました。
黒が引き締まった絵柄を生かすなら、競泳水着にもこだわった方がいいということを。
なんで「マジョカル」を選んだんだろ。
自分のブログで、編集部の姿勢・体質に対する不満や、読者批判を書き込むことも効果的だ。
自分だって一生懸命やってきた。なのに評価されなかった。
「アゲハ100%」の時だって、「紳士同盟クロス」「ラブ・ベリッシュ!」をゴリ押しし、
テレビアニメ化を推進しつづけ、他の漫画家を見捨てた。
有力な連載作品は1ランク下の紙とインクに移され、カラー扉さえ与えさせなかった。
自信満々で有力な作品で、先の2作より優れているにも関わらずである。
「どーせ自分はりぼん、いや、集英社に必要ないやん!」って思っているのなら書き込め!
武内こずえに限らず、りぼんの漫画家の中には、
実力より人気で推す漫画家の起用に異を唱える”反体制派”がいても可笑しくないからね。
(将来のTVアニメ化視野を推し進めるのは編集部の恫喝に聞こえる。)
編集部がアホやから、いい仕事ができへん!そう思わんか?
※「金色のガッシュ!!」の雷句誠が、週刊少年サンデー編集部と衝突を起こした背景と同じ。
売れるコンテンツだけを推し進めた反面、盲点からコンプライアンスに反する行為に発展し、
批判が爆発するのは当然。
◆「幸せ色の自転車」第3話(込由野しほ)
救われた形でジ・エンドを迎えたことは読み応えがあったわ。
昨年の秋から、込由野しほの作風が(デビューの頃からの)元気系から、
乙女ちっく系に転向した事には、(いい意味で)最大の衝撃でした。
ワタクシが期待を寄せてきた乙女ちっく系の漫画家が居場所を失い、りぼんを追われた。
もはや絶滅危惧種と呼ばれても久しくない「乙女ちっく」は過去の遺産になったのか。
込由野しほには相当な覚悟があったに違いない。
結果、乙女ちっく系へのトライは成功した。
その成果が来月7月15日、単行本になります。
それを読んで、ビビるがいい!たじろぐがいい!
【今号のヨタ話】
◆りぼネットvol.2
今回は映画「花より男子ファイナル」香港ロケレポートと、
東京ディズニーリゾート特集が掲載されたが、
集英社の雑誌からの取材に、東京ディズニーリゾートもよ~許されたなぁ。
(東京ディズニーリゾートには講談社が公式スポンサーとして参加している!)
◆お仕事人カタログ
今回は声優。
S-CASTのVOMiC「CRASH!」で白星花を演じた中原麻衣に取材を敢行。
誰もが憧れを持っているだろうと思うが、
アニメ、ゲーム、洋画吹き替えだけじゃ食って行けないと思うんだよね。
歌手活動や、写り(声優業界用語で顔出し)の仕事といったこともかねないとね。
◆読者参加型企画が続々。
ポエム企画に目が行きがちだが、今号は募集企画が続々。
◇「バドガール」バドミントンユニフォームイラスト募集
香純裕子のイラスト例にツッコミ。
虹色バドスタイルはまあまあ許せるが、
プリチーバドスタイルは、競技には無関係な蛇足なものまで付いているし・・・
◇「株式会社ラブコットン」ベストコーディネート募集
「That’sQT」とのコラボ企画第2弾。
ラブコットン部門のTシャツ部門、ワタクシなら「6」を背中に付けたほうがいいと思うね。
ラブコットン6人目のメンバー=ご贔屓にするご愛用者、つまりあなたの意味を。
◇「CRASH!」アイドル新キャラ大募集
これって、「キン肉マン」の超人大募集に似ているような気が・・・
バリアフリーを訴える介護アイドルってのはどう?
後期高齢者医療制度に異議を唱える歌を歌ったりさぁ。
◆漫画スクール&新人漫画賞。
これといった逸材なし。
新人育成を怠ったツケで、有力な逸材が他誌に流れているのは当然。
第1回「金のティアラ大賞」受賞者の2人も同様だよ。
◆次号と9月号先出し
次号は「光の巣へ」の反響も記憶に新しいえばんふみが新連載を始めれば、
「ロッキン☆ヘブン」が大増50pで最終回を迎え、
さらに、「ちびまる子ちゃん」の書き下ろし新作が掲載。
さらに、9月号では・・・
「ロッキン☆ヘブン」完結から早くも酒井まゆの新連載。
明らかになっているのは・・・
タイトルは「MOMO~週末庭園へようこそ~」。
ミヒャエル・エンデの「モモ」から取られた(?)新作の主人公は
愛らしい外見(7~8歳?)とはウラハラに何らかの能力を持つ少女と、
無気力な日常を送る高校生男子の物語なんですが、詳細は次号明らかになるということで。
「青空ポップ」の小桜池なつみの40p新作読みきりも掲載。
◆りぼんは終焉を迎えるのか?
「ミストレス☆フォーチュン」が3回連載と明らかになった以上、
今後のテーマは「ミストレス☆フォーチュン」終了後の、りぼんの身の振り方。
編集部が種村有菜依存に走り、実績を積み重ねたベテラン作家の首を次々と切り捨て、
それに追い討ちをかけるかのように、デビュー当時高校生だった春田ななをプッシュしたことから、
この体質に反発する漫画家が次々とりぼんを去っていった。
(その中には、本来必要とされている人間も含まれていた!)
気が付けば、種村有菜と春田ななだけを支持する知能の低い連中が大半を占め、
真面目な読者が、少年誌に居場所を求めるという”りぼん離れ”を加速させた。
「ミストレス☆フォーチュン」の連載が終わったあと、ヒマでモテない種村有菜信者は
他の漫画には目を向けず、りぼん購読をバッタリ止める。
当然だもん、こんな連中、種村有菜しか目に無く、他の作品に目を向ける力なんて無いんだもん。
これは、「金色のガッシュ!」の雷句誠が、カラー原稿紛失という綻びから
掲載誌である週刊少年サンデー編集部と衝突し、訴訟を起こしたのと同じ。(参照リンク)
本来、漫画家と編集者は対等の関係にいなくちゃ行けない。
入念な打ち合わせを重ね、人気が落ちているのなら、巻き返しの策を講じる。
会議室で缶詰めにされながらも、一生懸命の結晶である原稿を粗末に扱われたら
激高するのは当然やし、こっちだって一生懸命やっているのに、
「売れる漫画を描け!」「将来のテレビアニメ化を視野に入れろ!」と押し付けるのは
これは完全な共産主義ミエミエやし、
将来のテレビアニメ化のオファーが来るまで、何度も何度も連載を引き伸ばすやり方は
駄作を生みかねない。「紳士同盟クロス」がその例やわな。
ワタクシが「紳士同盟クロス」を完全な駄作であると扱き下ろすのは当然。
その引き伸ばしの積み重ねが、りぼんの歴史上、最大の汚点を作ったということを!
これで漫画家と編集部の関係は完全に消えてて、
ホイホイ従った人間をプッシュし、逆らった人間は干される始末。
さらに、きちんと読まない読者に、あーだこーだ文句言われ、邪魔者、鼻つまみ者扱いされてちゃ、
精神に失調を来たし、うつ状態に陥るのは当然やわな。
これじゃ「儲け一辺倒のあなた方とは仕事をしたくありません」と三行半を突きつけてもおかしくないだろ。
「読者も待っているし、またりぼんで連載を」と持ちかけても、
作品どころか自分の人間性まで散々扱き下ろされた知能の低い連中を相手にしてもねぇ・・・。
もはや漫画家、編集部、読者の三角関係はバラバラになっている。
ワタクシのような真面目な読者は
「魂込めて!りぼん!我々は熱い漫画が読みたいんだ!」
と思っているに違いない。
ワタクシ的に、りぼんの社会的信用を取り戻すためには、大連立を組むべきだと思う。
その第1歩が、以前から言い続けているりぼんレジェンドってワケ。
”神”である池野恋を中心に、水沢めぐみ、さくらももこ、椎名あゆみ、吉住渉、
高須賀由枝、藤井みほなが集結し、レジェンド軍を形成。
彼女たちは、りぼんの歴史を作ってきたといっても過言ではない。
年齢的には(汚い表現ですが)ババアですが、
ババアをナメるな。ババアは強いぞ。
先が短けりゃ短いほど、この世に未練がない限り、精神的には無敵。
特攻隊の精神でいられるんだ。
お前、若いヤツばっか支持しているとなぁ、
ババアどもに殺されるぞ!!!
人類で一番強いのは、ジジイとババアだ!!!
400戦無敗のヒクソン・グレイシーが人類最強かと思ったら大間違いだ!
ほかに、レジェンドに共感した人間も加わって、種村有菜と春田ななが牛耳る現有勢力と
世代を超えた派閥争いを繰り広げる。
これなら、眠っている愛読者を呼び戻しやくすなるし、
知名度を生かしたメジャー感の再構築を図りやすくなる。
りぼんには愛がある、夢がある、笑いがある。
いっそのこと、あらゆる柵(しがらみ)は取っ払った方がいい。
雑誌、過去のキャリア、一切不問。
アバズレ、ババア、関係ねぇ。
業界のエゴ、タブーなんてクソ食らえだ。
気持ちを横一線にし、漫画家個人が実力のみで勝負する。
ダメなものは捨てて、雑誌から去ってもらう。
早い話・・・
ゴチャゴチャ抜かさんと、
どれが一番面白いか
ハッキリ決めたらええんや!
このレジェンド戦略が実を結べば、2010年には、りぼんが創刊55周年を迎え、
同じく、創刊55周年を迎えるなかよしと、出版社を超えた大連立も夢ではない。
全ては出版不況打破のためだもん。
このためなら、少女漫画というジャンルはぶっ壊して、
ガールズ・エンターテイメント・コミックに形態を変えることも辞さないだろう。
将来のTVアニメ化が全てか?
作品一つ一つの良さを知ってもらう機会を作ってもらう事が、今、編集部がすべきじゃないのか?