モスクワを熱くさせたのは・・・ | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

モスクワを熱くさせたのは・・・

UEFAチャンピオンズリーグ2007-2008決勝戦(モスクワ)

マンチェスターU(イングランド) 1<1-1/0-0 EX0-0/0-0>1 チェルシー(イングランド)

【PK戦】マンU 6-5 チェルシー

<マンU>

テベス○ キャリック○ Cロナウド× ハーグリーヴス○ ナニ○ アンデルソン○ ギグス○

<チェルシー>

バラック○ ベレッチ○ ランパード○ Aコール○ テリー× カルー○ アネルカ×

※マンチェスターUが9シーズンぶり3度目の欧州王者に。

【先発スタメン】

後半42分 ギグス<>スコールズ

延長前半11分 ナニ<>ルーニー

延長後半ロス アンデルソン<>ブラウン


     ファンデルサール

  ファーディナンド ヴィディッチ 

ブラウン            エヴラ

   スコールズ キャリック 

ハーグリーヴス          Cロナウド

      ルーニー テベス <マンU>

------------------

  マルーダ  ドログバ Jコール

     ランパード バラック

          マケレレ

Aコール             エシアン

     テリー  カルバーリョ

          ツェホ

延長前半2分 カルー<>マルーダ

延長前半9分 アネルカ<>Jコール

延長後半ロス ベレッチ<>マケレレ


この試合は最終節まで縺れ込んだイングランド・プレミアリーグの優勝争いを

そのまま持ち込んだテンションだったね。

Cロナウドのポジショニング勝ちとも言えるヘッドで決めれば、

決めた後、先月逝去した母親のいる天国に向かって両手の人差し指を突き上げるポーズが

印象的だったランパードの同点弾も飛び出したし、

ファンデルサールとツェホの最高峰GK合戦もあったし、プライドとプライドのぶつかり合いが強烈だった。

欧州ナンバーワンクラブ決定戦にふさわしい戦いだった。

じゃあ、最高の勝者と最高の敗者の差が何でクッキリ出たのか。

マンチェスターUは今期22シーズン目を迎える名伯楽・ファーガソン監督の一貫したポリシーと、

ギグス、スコールズといった10年以上在籍しているベテランの存在が、チームを強固にし、

ルーニー、テベスと”トライデント”を組むCロナウドも、長年のマンチェスター暮らしで

正確なプレースキックと、ゴールの嗅覚を身に着け、自信をつけた。

一方のチェルシーは、アブラモヴィッチのオイルマネーにより、

外国籍選手を中心に積極的な補強を進め

(元々チェルシーは外国籍選手獲得に積極的で、プレミアリーグの国際化に貢献した)

04-05、05-06シーズンのイングランド・プレミアリーグを制覇したが、

急激な補強は、逆に精神的なほころびを生みだし、近年、あと一歩のところで栄冠を逃した。

明暗くっきり分かれた決勝戦でした。


’85年のUEFAチャンピオンズカップで起こった”ヘイゼルの悲劇”から23年。

この惨事の後、国際大会への出場が禁じられたイングランド・プレミアリーグは

再発防止策を敷いた事で平和を取り戻した。

その象徴が、史上初のプレミア同士決戦になったことは言うまでもないだろう。


来シーズンの戦いは、もう既に始まっている。

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