現役引退ではありませんので・・・
Jリーグ1部(J1)、G大阪の加地亮選手は20日、クラブのホームページを通じて日本代表からの引退を表明した。故障していた今年3月に、日本代表の岡田監督に引退の意思を伝えていた。「メンタル的にもクラブと代表を両方、それぞれに強い気持ちで戦えなくなったこと、そして、そのためにどちらかに支障を来すことにならないよう、クラブに専念していきたいという結論に至りました」としている。
加地はジーコ元監督時代の2003年10月に初めて日本代表に招集されてから右サイドバックのレギュラーとして定着。今年2月の東アジア選手権まで国際Aマッチ64試合に出場して2得点を挙げた。
※時事通信5月20日10時32分配信分より引用
最近だと、イタリア代表のフランチェスコ・トッティが、
所属するASローマ(イタリア)のために、最後まで全力を尽くしたいことと、
度重なる怪我に悩まされていることから、代表から身を引いた。
同じくイタリア代表のアレッサンドロ・ネスタも国内リーグ戦に専念したいことから、代表から身を引いた。
※ネスタはFIFAワールドカップ(TM)で3大会連続、負傷で決勝トーナメント出場がアウトになった
可哀想な経歴も持っている。
この2人とも年齢的にピークに達し、精神的にも代表とクラブを掛け持ちするのは、
かえって酷だっただろう。
加地も同様の理由で代表引退を表明し、招集をかけられても断りを出すだろう。
たとえ強い精神力とタフネスが売りでも、ケガを隠し通す事はムリだった。
しかも代表とクラブを掛け持ちでやるのは、歳をとると精神的に酷になる。
そういった決断をする勇気に拍手。
覚悟を持ってFC東京からガンバ大阪に来たのだから、本人も悔いはないと思う。
これでAFCアジアチャンピオンズリーグ制覇に向けて専念できるしね。