Will Be 1100万人への道[53]
元日本代表のカズこと三浦知良、アツこと三浦淳宏、山田卓也など知名度のある選手を抱えるJ2横浜FC。..........≪続きを読む≫
今シーズン、「夢のJ1は終わった。リアルなJ1への挑戦が始まる。」のスローガンで
J1で戦う厳しさと反省を踏まえ、J2で戦う横浜FC。
昨年J1では、ホームゲーム17試合開催して、238662人(平均14039人)でしたが、
(支援企業の大量招待企画や、最終節のvs浦和戦@日産スの爆発的な動員もあったが)
今シーズンは主力選手の大量流出や引退で戦力ダウン。
この影響で、(第13節終了時点で)6試合開催し、27591人(平均4599人)と大幅ダウン。
地元横浜市は、横浜Fマリノス、横浜ベイスターズという、2つの”大きな壁”が存在しており、
横浜FCの事なんて、目を向く暇がない。
いくらカズ、アツといった”客寄せパンダ”を置いてもムダ。
ここで横浜FCへの提案なんですが、
①入場料は観客目線で!
いくらファンサービスが充実していても、観客動員が伸び悩んでいる要因が
チケット料金の高さにもある。
S自由席(メイン)一般・前売3500円/小中高・前売1500円
A自由席(バック)一般・前売3000円/小中高・前売1000円
B自由席(ホーム・ゴール裏)C自由席(アウェー・ゴール裏)一般・前売2000円/小中高・前売500円
※当日料金は各500円UP
J2でこの料金設定はどうかと思う。
これなら誰でもいえるが、問題なのは一般向けのお得なチケットが用意していないということ。
ファミリーやグループ観戦に適したチケットや、回数券が一切組まれていない。
一般的なファンクラブ的組織が置かれておらず、
その代わりに公式メンバーシップ「クラブメンバー」が置かれており、
一般的なフレンドリーメンバーで10000円と高い。
しかも、年間パスはメンバー会員でないと購入できない不自由さが生まれる。
(小中高生には、年間パスつきのユースメンバーもあります。)
横浜FCが好きなのに年間10000円つぎ込むなんて馬鹿馬鹿しく感じる人がいてもおかしくない。
クラブメンバーに入らない人の事も考えて、お得な企画チケットも組んだ方がいいのでは。
昨年の「久保ひょっとこ手ぬぐい」に代表される、いくらユニークなグッズを開発するくらいなら、
企画チケットの1つや2つ思いつかないのか!
②横浜市営地下鉄沿線住民向けのアピールを!
何も横浜市全体をアピールしなくてもいいと思う。
あざみ野-横浜-上大岡-戸塚-湘南台を結ぶ、横浜市営地下鉄沿線住民に
対象を絞ったことをやったほうが得策だと思う。
ニッパツ三ツ沢球技場の最寄り駅が三ツ沢上町駅、
日産スタジアムの最寄り駅が新横浜駅って事を考えたら、
地下鉄一本でJリーグ観戦できるし、マイカーゼロで地球環境改善に貢献できる。
チケットを持っている来場客向けに、横浜FC応援1日乗車券を販売すれば、
1回の乗り換えも無しでスタジアムに一直線。
③若き新星を売り込め!
カズ、ヤス、山田卓也といったベテランに依存するより、若き逸材を売り込む事も大事。
ワタクシ的にオススメは・・・
’07年佐川急便在籍時、JFL得点王を獲得した苦労人ストライカーの御給匠(ごきゅう しょう)と、
精度の高いクロスで攻撃の起点となる左サイドバックの中田健太郎を売り込むべきだと思うね。
特に中田健太郎はU-15からU-19まで各年代の日本代表を経験しており、
売り込むにはバツグンだと思うね。
サイドバックで10番つけたら、面白いと思うぞ。
また、下部組織の充実も大事。
クラブOBでコンサドーレ札幌時代は闘将の異名を持った後藤義一が
現在横浜FCのユースチームの監督を務めており、彼の経験を若き世代に伝える事も大事。
さらに、元日本代表で、昨年引退したクラブOBの山口素弘を下部組織のコーチに
迎え入れることも勧めよう。
この充実したコーチ陣で、横浜FCの未来を築きあげようではないか!
いかがでしょうか。