北京に投票したIOC委員よ、恥を知れ!
北京五輪の聖火リレーは7日、チベット騒乱での中国当局の人権弾圧に抗議するデモ隊の激しい妨害にあった。仏当局は混乱を避けるため少なくとも3回、聖火を消してリレーを中断。フランス通信(AFP)によると、リレーは約3分の2を進んだ国会議事堂前で打ち切られ、終着地までバスで運ばれた。この騒ぎで負傷者も続出し、28人が逮捕された。30人以上の逮捕者を出した前日のロンドンに続き、平和の祭典を象徴するはずの聖火は、人権宣言発祥の地、パリで激しく揺らいだ。
※産経新聞4月8日8時0分配信分より一部引用
今回の聖火リレーはとても心を痛めている反面、
北京に票を投じた当時のIOC(国際オリンピック連盟)委員にも憤りを感じている。
チベット騒乱も、中国政府の人権弾圧が引き金になり、あらゆる情報を封鎖したことから、
抗議活動をエスカレートさせた原因にもなっているのだ。
このままだと、六四天安門事件の二の舞になることには間違いない。
中国人観客の観戦マナー不徹底で、日本代表が集中して競技できず、
メダルなしという事態も懸念される。
’04年のサッカーAFCアジアカップや、今年2月の東アジア選手権でも、
地元の中国人が日本代表に激しいブーイングや、日の丸の国旗を燃やした。
さらには日本代表選手を乗せたバスに投石行為を起こした事が証拠だ。
最悪の事態を予知できなかったのは、’01年7月13日のIOC総会での開催地投票で、
北京に票を投じた56人の(当時の)IOC委員だろうか。
開催地候補の5都市の中には大阪も入っていたにもかかわらず、
(候補都市>トロント、パリ、イスタンブール、北京、大阪)
なのに、なぜ北京に票を投じたのか。
人権問題や民主化を拒む国にオリンピック夏季大会開催の座を渡してもいいのか!と。
環境、衛生面でも問題は改善されていない。
こんな土地に、選手が集中してプレーできるかっちゅうねん!
夏季五輪を大阪で開催したら、こういった事態は起こらなかった!
これで、北京五輪は血で染まることが決定的。
人権・人命軽視より、金権・利権をとったIOC委員は地獄に落ちろ。
2016年の招致を目指す東京オリンピック招致委員会は、
IOCは「日本は鼻つまみ者」としか見ていない事に気づいていないだろうな。